「立てば芍薬。座れば牡丹。歩く姿は百合の花。」
美しい女性の容姿や立ち振る舞いに例えられた花、牡丹(ぼたん)。
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ぼたん
原産地の中国から奈良時代に薬用植物として持ち込まれ、のちに観賞用として現在に至っています。古くは赤い花が主流でしたが、今は品種改良が進み、様々な色をしたものや、冬に咲くものが見られます。
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品種改良で白のぼたんも
今年で18回目を迎える国営備北丘陵公園(庄原市)の「冬咲きぼたん展」。展覧会が行われている「ひばの里」は明治から昭和初期の風景を、そして「さとやま屋敷」は裕福な農家の家を再現していて、今は屋敷の中から庭の風景と一緒に藁帽子をかぶせて化粧したぼたんを楽しめるようになっています。
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備北丘陵公園内の「さとやま屋敷」
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「冬咲きぼたん展」開催中
備北公園管理センター 企画広報課の佐々本真鈴さんは、「ぼたんは、本来4月から5月に咲く春の花ですが、開花の時期を調整して冬に咲くようにしています。」と話します。特別な栽培方法で育てられた冬に咲くぼたん。庭園では花の見頃に合わせて14株が展示されています。
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冬の景色を彩る
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色も鮮やか
気品溢れる色とりどりのぼたん。美しい女性に例えられたこの花は、冬空のもと、寒さに負けず今日も咲き誇っています。
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寒さの中、咲き誇っています
備北丘陵公園の「冬咲きぼたん展」は、2月27日(日)まで行われています。
広島ホームテレビ『5up!』
地球派宣言コーナー(2022年1月26日放送)
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