当面の間 余震に注意 延岡・高千穂震度5強1週間

22日未明の地震で瓦が落ち、今も周囲をネットで覆っている家屋=28日午前、延岡市北浦町市振地区

 日向灘を震源に延岡市、高千穂町、大分県で最大震度5強を観測した地震は29日、発生から1週間を迎えた。県内では28日午後10時時点で、余震とみられる震度1以上の地震を計37回観測。同市北浦町では、瓦が落ちた住宅の屋根に現在もブルーシートがかけられたままで、住民は「このまま落ち着いてほしい」と願う。宮崎地方気象台は「同程度の地震発生の可能性は低くなっているが、当面の間余震が続く」とみて注意を呼び掛けている。

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