アルピーヌF1リザーブ&F2王者のピアストリ、2年連続ジャック・ブラバム賞を受賞

 アルピーヌF1チームのリザーブドライバーで、2021年FIA-F2チャンピオンのオスカー・ピアストリが、2年続けて名誉あるサー・ジャック・ブラバム賞を受賞した。

 アルバートパークにおいて、モータースポーツ・オーストラリアによる授賞式が行われ、9度のグランプリ優勝経験を持つマーク・ウエーバーも立ち会うなか、ピアストリは元F1ドライバーであるティム・シェンケンからトロフィーを手渡された。

 オーストラリア人として初のF1世界チャンピオンとなったサー・ジャック・ブラバムの名前を冠したこの賞は、国際的なレベルのオーストラリア人モータースポーツ選手による卓越した業績と成功を表彰するものであり、これまでウエーバーやダニエル・リカルド、インディカーのスターであるウィル・パワーなどが受賞している。

 ピアストリは、2019年のフォーミュラ・ルノー・ユーロカップ、2020年のFIA-F3選手権に続き、2021年にはFIA-F2選手権でタイトルを獲得、3年連続でチャンピオンの座に就いた。

サー・ジャック・ブラバム賞を受賞したオスカー・ピアストリ(アルピーヌF1リザーブドライバー)

「今年のサー・ジャック・ブラバム賞に僕を選んでくれたモータースポーツ・オーストラリア委員会に大きな感謝を伝えたい」とピアストリは語った。

「ウィル・パワー以外にこの賞を2度獲得したドライバーはいない。つまり特別なことなんだ」

「レースでの優勝やタイトル獲得のスリルと直接比べることはできないが、こうした賞にはとても感謝している。これらは僕の成功と繋がりのあるもので、自分が注いできたすべての努力に対する素晴らしいボーナスだ」

「コースでの自分のパフォーマンスについては、フォーミュラ・ルノーとFIA-F3に続いてタイトルを獲り、ジュニアカテゴリーのトップ3のシリーズでそれぞれタイトルをつかむことができて驚いている。この3年間について、これ以上のシナリオを書くことはできないだろう」

「十分お祝いをして、今では2022年という重要な年に完全に集中している。自分がいい時期にピークを迎えている感じがしているんだ」

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