キャンプに欠かせない軽量でコンパクトな「椅子」。多くの種類が販売されているため、どれを選べばいいか迷ってしまうことも。そこで今回は、ハピキャン編集部がおすすめのアウトドアチェアをこだわり別に厳選しました!あなたにぴったりなキャンプの椅子がきっと見つかるはず!
コンパクトで軽量な椅子はキャンプにぴったり! 選ぶ際に大切な4つのポイントをチェック
キャンプで快適な時間を過ごすためには、コンパクトで軽量な椅子が欠かせません。
キャンプで使う椅子を選ぶ際に大切な、4つのポイントを紹介します。
サイズ・重量
「コンパクトで軽量なキャンプ椅子がほしいな」と思ったら、まずサイズと重量に注目しましょう。
何となく選んでしまうと、実際にキャンプをした時に
- 「小さめサイズの椅子だけど、二つ折り式でそこまでコンパクトにならない」
- 「1.5Lのペットボトルくらいのサイズまで折り畳めるけど、重量が結構ある」
なんていうことも。
買ってから後悔しないためにも、サイズと重量は必ずチェックしておきましょう。
デザイン
ひとくちに「コンパクトで軽量なキャンプ椅子」といっても、デザインはいろいろ。
ローバックやハイバックといった形状の違いはもちろん、色味や柄、素材感など全く違うものも多くあります。
幅広い選択肢の中から、
- 「メッシュ素材でクールな感じがいい」
- 「コットン生地でナチュラルな雰囲気がいい」
など自分の好みに合ったものを選びましょう。
機能性
椅子の機能性も見逃せません。椅子によっては、キャンプに便利な機能が付いていることも。
- 「ペットボトルホルダーがついている」
- 「小さいポケットがある」
- 「リクライニングできる」
などさまざまな機能があるので、どんな機能がついているかチェックするのも大切です。
「星空を見たいからリクライニング機能は外せない」「ビールが大好きだからドリンクホルダーは譲れない」
など、重視する機能がある人は、機能重視で椅子を選んでもいいかもしれませんね。
座り心地
最後に、座り心地もとても重要です。
サイズや重量、デザインや機能性がバッチリでも、実際に座ってみると「腰に骨組みが当たって痛い」「リクライニングしすぎで食事がしずらい」なんてことも。
できれば店頭で実際に座ってみたり、実際に使っている人に座らせてもらったりできると確実です。
キャンプの椅子はコレで決まり!コンパクト&軽量なおすすめアウトドアチェアをこだわり別に紹介(前半)
キャンプの椅子はさまざまなものが登場しているので、前述のポイントを踏まえても、実際にどのアイテムを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。
そこでここからは、こだわり別におすすめのアウトドアチェアを紹介していきます。
いずれのアイテムも「コンパクトで軽量」というキャンプチェアとして欠かせない条件はクリアしているので、自分のこだわりにあったチェアを探してみてくださいね。
▼この記事でご紹介するアウトドアチェアの一覧はこちら!
【とにかくサイズと軽さにこだわりたい人】 ヘリノックス『コンフォートチェア』
「とにかくサイズと軽さにこだわりたい!」という人に、まずおすすめしたいのが、ヘリノックス(Helinox)のアウトドアチェア。
ポールとコードを利用して簡単に組み立てができ、コンパクトに収納できて軽量なヘリノックスのチェアは、キャンパーから絶大な支持を得ています。
特に定番モデルの「コンフォートチェア」は、安定感があり快適な座り心地を実現してくれます。
【安さにこだわりたい人】 キャプテンスタッグ『棚モック付ラウンジチェア』
「安い椅子が欲しい!」「でもそれなりに品質の良いものがいい」という人におすすめなのが、抜群のコスパで人気のキャプテンスタッグのチェア。
なかでも「棚モック付ラウンジチェア(UC-1827)」はAmazon等では2,000円台(2021年12月時点)で買えて、バッグが置ける棚やカップホルダーが付いているなど、便利な機能もたくさん。
キャプテンスタッグは日本のアウトドア用品総合ブランドで、チェア以外にもテントや寝袋、ランタンなどたくさんのキャンプ用品を手がけています。
【デザイン性にこだわりたい人】 カーミット『カーミットチェア』
デザイン性にこだわりたい人には、おしゃれキャンパーから絶大な人気を得ている「カーミットチェア」がおすすめ。
温かみのある木の褐色と、美しいカラーの組み合わせが、キャンプサイトでも確かな存在感を放ちます。
見た目はリビングに置いてあっても違和感のない「家具感」がありますが、分解して収納できるので非常にコンパクトになります。
ブラックやレッド、グリーンなど、カラーの種類も豊富なので、お気に入りのカラーを選ぶのも楽しいですね。
【機能性にこだわりたい人】 DOD『スゴイッス』
機能性にこだわりたい人には、DODの「スゴイッス」がおすすめ。
DOD(ディーオーディー)はキャンプ用品ブランドで、ユニークなアイテムを多数開発しており、多くのキャンパーをトリコにしています。
なかでも「スゴイッス」は、チェアの高さや角度を調整できる優れもの。
前後の脚の長さをロー・ミドル・ハイに設定することで、組み合わせ次第でなんと7通りものスタイルが楽しめてしまうんです!
- ロースタイル
- ミドルスタイル
- ハイスタイル
- リラックススタイル
- ディナースタイル
- 焚き火スタイル
- 星空スタイル
お食事から焚き火タイム、星空を眺めながらのリラックスタイムまで、幅広いシーンで快適性を実現してくれます。
生地素材にはコットンを使用しているので、焚き火のそばで使用しても穴が開きにくいという嬉しい工夫も。
さらに簡単にコンパクトに収納できて、車にストレスなく積める薄型設計になっています。
【座り心地にこだわりたい人】 スノーピーク『ローチェア30』
座り心地にこだわりたい人におすすめなのが、スノーピークの「ローチェア30」。
スノーピークはその品質の高さからキャンパーの間で絶大な信頼を得ており、ローチェア30も抜群の座り心地を実現してくれます。
座面の高さは地上高30cmに設定され、まるでソファのような腰を包むような座り心地に魅了される人が続出。
中央収束タイプの収納システムなので、持ち運びや保管にも便利です。
キャンプの椅子はコレで決まり!コンパクト&軽量なおすすめアウトドアチェアをこだわり別に紹介(後半)
引き続き、「こだわり別のおすすめアウトドアチェア」後半をご紹介していきます!
【ハイバックタイプがほしい人】 ogawa(オガワ)『ツーアングルチェア L』
ハイバックタイプのチェアが欲しい人におすすめなのが、ogawa(オガワ)の「ツーアングルチェア L」。
脚の差し込み口を変えることで約10度のリクライニングができ、長時間座っても疲れにくい設計になっています。
さらに右サイドにはスマホや小物が入るメッシュポケット、背面にはファスナー付きポケットもあり、機能も充実。
オプションのフットレストを用意すれば、外でも家でもリラックスできます。
【リクライニングタイプがほしい人】 Coleman(コールマン)『インフィニティチェア』
リクライニングタイプのチェアを探している人におすすめなのが、コールマンの「インフィニティチェア」。
リラックスを追求した贅沢なアウトドアチェアとして、リクライニングを重視するキャンパーから人気です。
温泉やサウナで休憩用チェアとして設置されていることもあるほど、そのリラックス効果は抜群。
フルリクライニングにするとほぼ仰向け状態になるので、ゆっくり夜空を眺めたり、横になってリラックスしたい人はきっと満足できるはず。
【個性的なデザインが好きな人】 『ランバージャックスチェア』
個性的なデザインが好きな人におすすめなのが、「ランバージャックスチェア」。
森の男「ランバージャック」をコンセプトにしたフォールディングチェアで、無骨で荒削りな風貌に夢中になるキャンパーが少なくありません。
その独特な形状を活かして、チェア以外にも、クーラーボックスの台やオットマンとしても活躍します。
「オリーブ」や「サンドベージュ」などナチュラルなカラーもそろっており、男性だけでなくアースカラーが好きな女性キャンパーにもおすすめです。
【焚き火をとことん楽しみたい人】 フィールドア(FIELDOOR)「ポータブルチェア T/C」
最後に「焚き火をとことん楽しみたい!」という人におすすめなのが、フィールドア(FIELDOOR)の「ポータブルチェア T/C」。
T/Cはコットンとポリエステル混合の生地で、遮光性と難燃性、耐久性に優れ、焚き火中も「火の粉で穴が空きにくい」という特徴を備えています。
座り心地にもこだわっており、フレームは軽量で丈夫なアルミを採用し、シートは4角で吊り下げる構造にすることでハンモックのような座り心地を実現しています。
コンパクトに収納できるので、野外フェスやツーリングキャンプにも持って行けます。
▼定番の「 ノーマルタイプ」に加えて、背中を包み込む高い座面が座り心地抜群の「 ミドルバックタイプ」もラインナップされています。
こだわりの軽量&コンパクトな椅子を見つけよう! キャンプをどう楽しむかは自分次第
キャンプに使えるコンパクトで軽量なアウトドアチェアを、「安い」「軽い」「ハイバック」などこだわり別にご紹介しました。
いろんな料理を作ってみたり、焚き火を眺めたり、星空を観察したりと、自由に楽しめるのがキャンプの醍醐味でもあります。
キャンプでどんな風に楽しみたいのか想像しながら、ぴったりのチェアを探すのも楽しいですね。
サイズや重量、座り心地などもよくチェックして、ぴったりのアウトドアチェアを見つけてみてくださいね。