"Sister M"の衝撃デビューから四半世紀、坂本美雨 25周年記念シングルリリース決定!

TOKYO2020パラリンピック開会式での歌唱も記憶に新しい坂本美雨が、Ryuichi Sakamoto featuring Sister M「The Other Side of Love」の発売から25年を迎える2022年、レーベル移籍後初となるシングルCDのリリースが決定した。 表題曲の

『かぞくのうた』

は、2018年にエスビー食品のテレビCMのために書き下ろされたオリジナル楽曲で、YouTubeで公開された動画の再生回数は720万回を超えている(2022年1月現在)。 坂本自身が初めて「家族」について正面から向き合って書いた曲としても話題になった。 この曲に共鳴した、坂本の友人でもある、気鋭の映画音楽作曲家で演奏家の世武裕子によるリアレンジで再レコーディングを行ない、新たな楽曲として命が吹き込まれた。

『あなたと』

は、2021年8月・9月にNHKラジオ深夜便で「深夜便のうた」として放送され、問い合わせが殺到し、待望のCD化となった。 アレンジはNHK大河ドラマ『八重の桜』の音楽も手がけた、作曲家・ピアニストの中島ノブユキが担当。

25周年イヤーとなる今年は新作発表に加え、坂本美雨にゆかりのある各地でのライブも予定されており、さらに25周年を記念したアイコン「nico」(Illustration by Hiroyuki Suzuki)も公開された。 25周年を坂本美雨と共に彩る仲間になりそうだ。

坂本美雨 25周年コメント

16歳の時、「ラララでいいからちょっとこの曲歌ってみて」と父に言われて口ずさんだのが、はじまり。はじめてのレコーディング、ヘッドフォンから耳の中に音楽が流れ、自分の声が音に溶け合って聞こえてくる。こんなに気持ちいいことってあるのか…と思いました。音とひとつになって、自分すらもなくなって、《音楽》になる幸せ。

その幸せに導かれ、いつのまにか25年経っていました。今年は、今まで出会ってきた人たちにたくさんありがとうと言えますように。(坂本美雨)

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