長瀬産業が導入決定 GHG排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」

2022年1月28日

長瀬産業株式会社

株式会社ゼロボード

長瀬産業が導入決定 GHG排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard

長瀬産業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:朝倉 研二、以下「長瀬産業」)は、株式会社ゼロボード(本社:東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「ゼロボード」)のGHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」を導入し自社のGHG排出量算定に取り組みます。

「zeroboard」は、ゼロボードが開発を手掛けるサービスで、長瀬産業は、2021年9月に同社と業務提携したパートナー企業として販売・展開を行うものです。本サービスは自社のGHG排出量算定の効率化だけでなく、サプライチェーン上のGHG排出量を可視化します。長瀬産業では、本製品の導入を通じて実際に自社のGHG排出量算定に取り組むほか、化学業界でのネットワークを生かし、サプライチェーン上のGHG排出量可視化のモデルケースとして化学業界における「zeroboard」の浸透を目指します。

ゼロボードと長瀬産業は、今後サプライチェーンにおける効率的かつ精度の高い排出量可視化を実現するため、化学業界でのGHG排出量算定の支援を目的としたパッケージの展開などを検討するなど、カーボンニュートラル社会に向けて継続的な協力体制を構築してまいります。

■「zeroboard」について

「zeroboard」は、ゼロボードが開発するGHG排出量算定・可視化クラウドサービスで、2021年よりトライアル版として、2022年1月28日(金)より製品版として提供開始。併せて、フランスのパリにグループ本部を置く国際的な認証機関ソコテック(SOCOTEC)の日本法人であるソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、以下「ソコテック」)のISO14064-3に基づく監査のもとGHG排出量算定の国際基準であるGHGプロトコル 「Corporate Accounting and Reporting Standard」及び「Corporate Value Chain (Scope 3) Accounting and Reporting Standard」「GHG Protocol Scope 2 Guidance」「ISO14064-1」「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン (ver.2.3)」(環境省)に基づいて適切に設計されていることの妥当性確認を受け、システムの適合性に関する第三者保証を取得しました。「zeroboard」はサービスを導入する企業の国際基準に従ったGHG排出量の算定をサポートし、GHG排出量の算定効率並びに品質を向上させることが可能になります。

■ ISO14064について

GHG排出・削減量の算定・報告の自主的なガイドラインとして、環境マネジメント規格のISO14000シリーズの一環で2006年3月に国際規格化されたもの。

GHG排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の機能と特長

企業活動やそのサプライチェーン由来のGHG排出量を、国際基準であるGHGプロトコル*1に基づいて算定・可視化できるクラウドサービスです。

*1:GHGの排出量の算定と報告の国際基準

*2:事業者によるGHG排出量の算定・報告対象範囲の区分

(Scope1:自社の事業活動における直接的なGHG排出、Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なGHG排出、Scope3:上記以外の事業活動に関わるサプライチェーンのGHG排出)

■ゼロボード概要

■長瀬産業概要

■認証機関概要

本件に関するお問い合わせ先

<事業に関するお問い合わせ>

長瀬産業株式会社 コーポレートコミュニケーション本部 サステナビリティ推進室 TEL:03-3665-3206

MAIL:nagasesustainability@nagase.co.jp

<報道に関するお問い合わせ>

長瀬産業株式会社 コーポレートコミュニケーション本部 広報・ブランディング室 TEL:03-3665-3640