「チラ裏」(ちらうら)とは、取るに足らない落書き程度の作品のこと。主に、自分の作品を謙遜する際に使われる表現。「チラ裏」とは、「チラシの裏」の略。
意味
「チラ裏」(ちらうら)とは、取るに足らない落書き程度の作品のこと。
主に、自分の作品を謙遜する際に使われる表現。
「チラ裏」とは、「チラシの裏」の略。
「チラシの裏」ってどういう意味?
かつて、両面印刷が可能な印刷機が高価であったころ、新聞や雑誌に差し挟まれるチラシの裏側には何も印刷されていなかった。
倹約上手な昭和のマダムは、これらのチラシを捨てずに集めて、メモ用紙として再利用していた。ご家庭内で最も価値の低いメモ紙、それがチラシの裏である。
当然そこに書かれた落書きも、同様に価値が低い。
「チラ裏」の使い方は?
ネット内で作品を贈り合ううちに、いつのころからか、絵や小説を友人にプレゼントする際に「チラ裏ですが」と書き添える文化が産まれていった。
使用例:
「リクエストのあったABのイラスト書いたよ! チラ裏ですがお納めください!」
「やったー! 最高!!」本人がチラ裏と表現するのは良い。だが、気を付けよう。
「粗茶ですが」と出されたお茶が本当に粗末なお茶だったことはないし、「粗品ですが」と出された品物が本当にゴミだったことはない。
他人からいただいたものは、本人がどれだけチラ裏と表現していようが、丁重に扱うべきである。