神奈川県『愛川橋河川敷』をレビュー 中津川沿いののどかな無料キャンプスポット

今回は、神奈川県の無料キャンプスポットである『愛川橋河川敷』をご紹介。愛川橋河川敷は、のどかな風景が広がるこぢんまりとしたキャンプスポットです。無料というだけではない、愛川橋河川敷の魅力を徹底的にお伝えします!

神奈川の無料のキャンプスポット『愛川橋河川敷』の概要をチェック! アクセスや周辺のコンビニ情報など

まずは、愛川橋河川敷の概要についてお伝えします。アクセスや、周辺のコンビニ・商店の情報などをチェックしていきましょう!

愛川橋河川敷へのアクセス

筆者撮影

愛川橋河川敷は、神奈川県愛川町にある中津川沿いの河川敷。周囲を山に囲まれた、静かな無料キャンプスポットです。

住所

神奈川県愛甲郡愛川町半原

アクセス

  • 車の場合:圏央道県央厚木I.C.から約25分
  • 公共交通機関の場合:小田急線本厚木駅、または厚木バスセンターから神奈中バス「半原行」または「清雲寺入口行」に乗車。愛川橋で下車。所要時間は系統により異なる(40分~60分)

料金
無料

車で向かう場合、圏央道県央厚木I.C.から約25分とアクセス良好な立地。公共交通機関を利用する場合は、小田急線本厚木駅、または厚木バスセンターからバスで40分~60分です。

中津川の下流から車で愛川橋河川敷へ向かった場合、河川敷へ下る際には急なカーブを曲がる必要があります。

筆者撮影 写真奥が中津川の下流方面

切り返しなしで曲がるのは至難の業。運転に自信がない人は、中津川の上流方面から向かうことをおすすめします。

薪や炭を取り扱う商店まで車で約5分

筆者撮影

愛川橋河川敷から車で約5分の場所には、『戸倉屋商店』という商店があります。

戸倉屋商店には、薪や炭、麻ひもや燃料用アルコールなど、キャンプやバーベキューに欠かせないグッズが多数取り揃えられています。

薪や炭を購入した人には、廃材を無料でプレゼントしてくれるサービスも。そのほかにも、インスタント食品やお菓子、板氷などの取り扱いもあります。

愛川橋河川敷でのキャンプを予定している人は、ぜひとも立ち寄りたいスポットです。

ただし、戸倉屋商店での支払いは現金のみ。

キャッシュレス派の人は、「ローソン愛川田代店」か「セブンイレブン愛川半原店」を利用しましょう。

どちらも愛川橋河川敷から車で5分ほどなので、急な買い出しにも便利ですよ。

▼ローソン愛川田代店

▼セブンイレブン愛川半原店

愛川橋河川敷の混雑状況

筆者撮影

愛川橋河川敷の近くには『田代運動公園』という無料キャンプスポットがあります。

田代運動公園が人気のキャンプスポットであるからか、愛川橋河川敷は比較的空いていることが多い印象。

上記の写真は平日の日中ですが、筆者のほかには、デイキャンプをしている人が1人いるだけでした。

ただし、河川敷はあまり広くはないので、土日祝日やハイシーズンには混みあう可能性が考えられます。

また、2021年12月現在、愛川橋の補修工事が実施されています。そのため、工事スペースの確保や工事車両の出入りにより、キャンプで使用できるスペースは限られているので注意が必要です。

愛川橋河川敷は、受付があるキャンプ場とは異なり、入場制限や使用するスペースの制約がありません。混雑が予想される日に利用する場合は、時間に余裕を持って向かうことをおすすめします。

緊急事態宣言中は河川敷への出入りは禁止

新型コロナウイルスに係る河川敷への進入路の開放及び利用について

2021年12月現在、愛川橋河川敷でのキャンプやバーベキューは可能です。しかし、緊急事態宣言中や、蔓延防止策が適応されていた時期は、出入り禁止となっていました。

今後の感染状況次第では、再度出入りが禁止となる可能性も考えられます。

詳しい情報は神奈川県のホームページに掲載されていますので、事前に確認しておきましょう。

無料でキャンプやバーベキューを楽しめる穴場スポット! 愛川橋河川敷の特徴を紹介

ここからは、愛川橋河川敷の特徴を紹介していきます。愛川橋河川敷は、あまり広くはありませんが、穏やかな川を眺めながらのんびりとキャンプを楽しめますよ。

中津川の目の前でキャンプを楽しめる

筆者撮影

愛川橋河川敷は、川沿いと道路側にサイトを設営できます。川沿いにサイトを設営すれば、穏やかな中津川を眺めながらキャンプを楽しめますよ。

また、川の目の前まで下りられる場所も。

筆者撮影

川の水位はあまり深くないので、夏になれば水遊びも楽しめそうです。

橋の下にもキャンプスペースがある

筆者撮影

2021年12月現在、愛川橋は補修工事中ですが、通常であれば橋の下でもキャンプを楽しめます。

愛川橋河川敷の周囲には日差しを遮るものがないので、真夏は橋の下の日影が人気スポット。

グループでのバーベキューにはピッタリの場所です。

トイレは隣接した道路の脇に

筆者撮影

愛川橋河川敷のトイレは、隣接した道路の脇に設置されています。

トイレの中は清掃が行き届いており、道路脇に設置されたトイレにしてはかなりキレイです。

ただし、筆者がキャンプをした日には、持ち去り防止のために予備用のトイレットペーパーは設置されていませんでした。

毎日市の職員の方が補充に来ているそうですが、混雑が予想される日は、念のためトイレットペーパーを持参することをおすすめします。

愛川橋河川敷のおすすめポイント! 無料でキャンプができるだけではない魅力を解説

ここからは、筆者が実際に利用してわかったおすすめポイントをご紹介。愛川橋河川敷には、無料だけではない魅力がたくさんあります!

愛川橋河川敷のおすすめポイント【1】チェックイン・チェックアウトがない

筆者撮影

チェックイン・チェックアウトの時間を気にせずに利用できるのが、無料キャンプスポットの魅力。愛川橋河川敷も、時間を気にせず自由に出入りが可能です。

仕事後の遅い時間からキャンプを開始したいときや、朝ごはんだけのんびり外で食べたいときなど、いろいろな場面で利用できます。

ただし、夜になると愛川橋河川敷の周囲はとても暗くなるので、人によっては怖さ感じる可能性も。

人が少ない場所が苦手な人は、近隣の田代運動公園でのキャンプがおすすめです。田代運動公園であれば、平日の夜でもキャンプをしている人がいるので、安心して利用できますよ。

▼田代運動公園についてはこちらの記事をチェック!

愛川橋河川敷のおすすめポイント【2】のどかで静かな立地

筆者撮影

愛川橋河川敷は、周囲を山に囲まれた静かな場所にあります。

2021年12月現在は工事をしていますが、工事の作業が中断しているときであればとても静かに過ごすことができます。

目の前の中津川の流れはとても穏やかで、ただ川を眺めて過ごしているだけでも心癒される環境ですよ。

愛川橋河川敷のおすすめポイント【3】近くにはオギノパンの工場直営店が

筆者撮影

愛川橋河川敷から車で5分の場所に、『オギノパン本社工場直売店』があります。

オギノパンには、丹沢あんぱんや、揚げたての揚げパンなどが用意されており、どれもかなりの美味しさ。

筆者は、相模原や山梨県道志村のキャンプ場へ向かうときには、オギノパンへよく立ち寄ります。

あんぱんや揚げパン以外にも種類が豊富なので、愛川橋河川敷を利用するときには、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

キャンプやバーベキューをする前に要チェック! 愛川橋河川敷利用時の注意点

ここでは、実際に利用してみてわかった、愛川橋河川敷利用時の注意点をお伝えします。愛川橋河川敷でのキャンプを予定している人は、事前にチェックしておきましょう!

愛川橋河川敷利用時の注意点【1】ゴミは持ち帰り

筆者撮影

愛川橋河川敷を利用する上での注意点は、ゴミは持ち帰りになるということです。

河川敷の周囲には、ゴミ箱が設置されていません。

ただ、残念なことにゴミが放置されていることも……。ゴミを放置する行為はルール違反なので、必ず持ち帰りましょう。

愛川橋河川敷利用時の注意点【2】焚き火は直火禁止

筆者撮影

愛川橋河川敷では、直火での焚き火は禁止されています。キャンプ場ではないので、もちろん焚き火台のレンタルもありません。

直火禁止の看板はいたるところに設置されていますが、河川敷には直火での焚き火の跡も。だからといって、「みんなやってるから」とルールを破らないようにしてくださいね。

あまりにもルール違反が多いと、愛川橋河川敷でのキャンプは禁止になってしまう可能性もあります。

焚き火をする場合は、必ず焚き火台を用意して行いましょう。

愛川橋河川敷はだれでも利用できるキャンプスポット! ルールを守って気持ちよく利用しよう

筆者撮影

今回は、愛川橋河川敷をご紹介しました。

キャンプ場のように広々とした場所ではありませんが、のんびりとした雰囲気が漂うキャンプスポットです。

これからも無料で気軽に利用できるよう、定められたルールはぜひ守りたいですね。

今回の記事を参考に、次回のキャンプの候補地にぜひ入れてみてくださいね。

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