プチ牧場や限定メニューも?広島県三原市にある「八天堂くりーむパン」のテーマパークを紹介『西乃風ブラン堂』

MBSテレビ系列「西乃風ブラン堂」で、広島県の老舗が生んだ大ヒット商品が紹介された。

『西乃風ブラン堂』は、西日本を盛り上げる、モノ、コト、グルメを紹介する地方創生バラエティ。各地が奮闘し、生み出した"街を変える新しい価値観"である「ご当地新ブランド」を紹介する。

MCを務めるのは、大阪府出身のJuice=Juiceの植村あかりさんと高知県出身で一級マグロ解体師の資格を持つアンジュルムの川村文乃さん。MBSアナウンサーの三ツ廣政輝さんとともに、番組を盛り上げる。

1月24日(月)に放送された回では、東京や大阪を中心に大人気の八天堂「冷やして食べるクリームパン」が取り上げられた。八天堂の創業の地である広島県三原市には、"クリームパンのテーマパーク"と呼ばれる「八天堂ビレッジ」があるのだという。敷地面積はおよそ25000平方メートルと広大で、ポニーと触れ合えるプチ牧場や、天空カフェ、お土産ショップ、パン作りを体験できる八天堂カフェリエなどの店がオープンしている。

「八天堂ビレッジ」では、焼きたてのパンケーキにクリームがたっぷり乗った「くりーむぱんケーキ」や、八天堂くりーむパンを使ったフレンチトーストなどの限定メニューも楽しめる。「ここでしか食べられない限定感」が三原市へ観光客を呼び寄せるきっかけになったそう。

八天堂は昭和8年創業の和菓子店。株式会社八天堂の沖村さんによると、平成3年に八天堂と並行してパン屋をオープンしたが、コンビニの普及によって廃業寸前に。起死回生のため、パンの種類を1種類に絞ることにしたという。当時は生地にクリームを入れてから焼くのが一般的だったクリームパンだったが、口どけを良くするために焼いた記事にクリームを入れたり、生クリームの配分を増やすなどの改良を繰り返し、2009年に冷やして食べるクリームパンが誕生した。

スタジオで八天堂くりーむパンを実食した植村さんは「ふわふわ、そしてひんやり!レッスン終わりで大変だった時とか、これで帳消しになるくらいのパワーを持ってる」と絶賛。川村さんも「生クリームとカスタード両方入っているので、得な気分というか、2つの味が楽しめて美味しいです」と笑顔だった。

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