異色のサッカーヲタクによる偏愛の書『サッカー店長の戦術入門』発売!

株式会社­­光文社は、 関西サッカーリーグ1部のおこしやす京都ACで戦術兼分析官を務める龍岡歩氏の著書『サッカー店長の戦術入門 「ポジショナル」vs.「ストーミング」の未来』を2月17日(木)に出版。 龍岡氏は選手としてのサッカー経験を全くもっていないにもかかわらず、 サッカーショップの店長を務めていた頃にブログへ投稿していた分析記事が評判となりJクラブに戦術分析官として採用された、 きわめてユニークな経歴を持っている。 昨年6月には関西一部リーグ(実質5部)に所属するおこしやす京都ACの戦術官として、 天皇杯でJ1のサンフレッチェ広島を5-1で破る「ジャイアントキリング」の立役者にもなった。 本書は、 龍岡氏がこれまでの知見をもとに、 サッカー界の最先端ではどのような戦いが繰り広げられているのか、 2010年代の欧州を中心に考察をまとめたもの。 なぜ近年のサッカー界では戦術・技術ともに飛躍的な進化が見られるのか。 ペップ・グアルディオラという1人の人物が2008年に起こしたパラダイム・シフトから物語は始まり、 ジョゼ・モウリーニョやユルゲン・クロップ、 ユリアン・ナーゲルスマンなど10年代を彩った幾多の名将たちの戦術論へフォーカス。 そして最後には、 「未来のサッカーはどのようなスポーツになっているのか」を大胆に予想している。 戦術ブロガーという「外側」のフラットな目線と、 分析官としてクラブに身を置く「内側」のリアリティを交えたマニアックながらも丁寧な解説により、 サッカーという競技の奥深さが幅広く伝わる内容になっている。

龍岡歩

1980年生まれ。 Jリーグ開幕戦に衝撃を受け、 12歳から毎日ノートに戦術を記し徹底的に研究。 サッカーを観る眼を鍛えるため、 19歳から欧州と南米へ放浪の旅に。 28歳からサッカーショップの店長を務めるとともに、 ブログ『サッカー店長のつれづれなる日記』を始める。 1万字を優に超える濃厚なマッチレポートや戦術分析の記事が評判となり、 現・スポーツX株式会社に鋭い考察を評価され、 サッカー未経験ながら、 当時同社が経営していた藤枝MYFC(J3)に加入。 戦術分析長として4シーズン在籍した後、 現在はJFL昇格を目指すおこしやす京都AC(関西1部)の戦術兼分析官を務める。 2021年6月には天皇杯でJ1のサンフレッチェ広島を5-1の大差で破る「ジャイアントキリング」を起こし、 話題に。 テレビ朝日系『激レアさんを連れてきた。 』に「運動神経ゼロでスポーツ経験もないのにサッカーゲームを年間1000試合やったら誰よりも戦術に詳しくなり、 結果Jリーグからスカウトされちゃった人」として出演(11月15日放送)。 著書に『サッカーフォーメーション図鑑』(2022年2月15日にカンゼンより発売)。 監修に『ポジショナルフットボール教典』『組織的カオスフットボール教典』(ともにカンゼン)。

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