岩田剛典が令和版・浅見光彦に!「精いっぱいワクワクする作品にしていきたい」

テレビ東京系では2月28日に、月曜プレミア8「内田康夫サスペンス 浅見光彦 軽井沢殺人事件」(午後8:00)を放送。EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのメンバーである岩田剛典が、主人公・浅見光彦を演じることが分かった。

本作は、旅情ミステリーの小説を数多く発表したベストセラー作家・内田康夫さんの代表作「浅見光彦シリーズ」を原作にしたミステリードラマ。今年で40周年を迎えることになる本シリーズは、光彦が小説に初登場した「後鳥羽伝説殺人事件」(1982年)から続いてきた。

今回のドラマで岩田が演じる浅見は、ルポライターとして取材のために訪れた軽井沢で事件に巻き込まれながらも、警察庁刑事局長の兄の力を借りながら真相を突き止めていく。マイペースで愛嬌のあるキャラクターながら、鋭い洞察力で真実にたどり着く役どころだ。

同系ドラマ初主演となる岩田は「このたびは、歴史ある『浅見光彦シリーズ』にお声がけいただきとてもうれしく思います。歴代シリーズと並んで胸を張れるように、キャスト、スタッフの皆さまのお力をお借りしながら、精いっぱいワクワクする作品にしていきたいです」と心境を語り、「これまでの伝統は残しつつも、ただなぞるだけにはならないように、いい意味で過去のシリーズを意識し過ぎずに、自分らしく自由に光彦像を作っていけたらいいなと思います」と意気込む。

撮影で印象に残ったシーンについては、「『浅見光彦シリーズ』の第一人者の、ある方との共演は、とてもうれしかったですし心強かったです。どんな場面でどの俳優さんが登場するのか、浅見光彦ファンの皆さまはぜひ楽しみに。あとは今回は真冬の撮影で、特に山奥での日が落ちてからの時間帯のロケが寒くてこたえましたね。カイロをあらゆる部位に仕込んで冷えをしのぎました」と撮影の苦労と注目のシーンに触れた。

そして、「作品誕生40周年という節目ということで、令和版の浅見光彦を楽しんでいただけるよう心を込めて撮影に臨みたいと思います。オンエアを楽しみにしていてください」と呼び掛けている。

ドラマを手がける山鹿達也プロデューサーは「内田康夫さんが浅見光彦を生み出されて40年の節目の年に、令和版の新生・浅見光彦を製作、放送できることをとてもうれしく思います。そして今回、浅見光彦役に、音楽業界でパフォーマーとして、映画、ドラマで俳優として活躍されている岩田剛典さんをお迎えできたことは、奇跡ともいえ、とても幸せなことです」と喜んでいる。

さらに、「岩田さんは、今年で浅見光彦と同じ33歳ですし、甘いマスクと気品を兼ね備え、そして主役としての華があり、実際に撮影現場での岩田さんは、まさに『浅見光彦』のイメージのそのままでした。岩田さんの声と微笑がとても魅力的ですので、ルポライター・浅見光彦の取材のうまさと事件にのめり込み真相を解明していく過程がとても好感を持って見ていただけると思います。岩田さんの‟微笑王子“の浅見光彦は、往年の浅見ファンにはもちろんのこと、浅見光彦を始めて見る方をも、魅了してやまないハマリ役ですので、ぜひご注目ください! そして、浅見光彦の周りを固める出演者も豪華な方々にお集まりいただきました。面白い組み合わせやコラボもありますので、こちらも、ご期待ください」と岩田の魅力とともにアピールしている。

ルポライターの光彦は、訪れた軽井沢の浅間山で1枚の写真を拾う。彼は取材先でさまざまな事件を引き寄せる不思議な能力の持ち主だ。そしてこれもまた、新たな事件の始まりだった。

光彦は伝手を頼って、元伯爵家令嬢の妻・亜矢子に軽井沢の話を聞けることになり、財界の重鎮で大原物産会長・大原賀一郎の別荘を訪問するが、事故死した男性の所持品に亜矢子のものらしきスケッチブックが発見され、警察が大原家にやって来る。亜矢子は明らかに動揺している様子を見せる。

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