2月1日から一部の食品が値上げ 原材料価格の高騰などによる

原材料価格の高騰などのため、2021年から食卓になじみのある食品を中心に値上げが続いていますが、2月1日からも一部の商品の価格が相次いで引き上げられます。

岩附真結子記者「2021年から値上げが続いている食料油の価格が、2月から更に引き上げられます。油を使用する様々な食品の値段にも影響がありそうです」

J-オイルミルズは、2月1日から菜種油製品を1キロ当たり40円以上値上げします。

主な産地のカナダで干ばつの影響により生産量が減少し、価格が高騰しているのが主な原因です。

また、キッコーマンも原材料価格や輸送コストの上昇により、しょうゆ製品の価格を約4パーセントから10パーセント引き上げます。

このほか、日本ハムとプリマハムがハムやソーセージなどを最大12パーセントの値上げ、冷凍食品ではマルハニチロと味の素冷凍食品が、一部の商品で最大10パーセント値上げします。

更に食料品の値上げは、パスタやコーヒー類、ポテトチップスなど多岐にわたります。

暮らしに身近な食品の相次ぐ値上げに対し、みやぎ生協ではプライベートブランドを含む一部の商品の価格を据え置いて、消費者の負担軽減を図りたいとしています。(31日17:30)

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