マンボウやしろが“まん延防止”に思うこと「“マンボウと呼ぶのは禁止”の動きに複雑な気持ち」

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」が、「ABEMA NEWSチャンネル」において、『ABEMA的ニュースショー』を毎週日曜正午より生放送している。

■新型コロナ感染の千原ジュニアに代わり、テレ朝・田中萌アナが進行

2022年1月30日(日)の放送では、番組MCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアが新型コロナウイルスの陽性判定を受けたため、番組を欠席。代わりにテレビ朝日の田中萌アナウンサーが進行を務めた。昨年10月より番組に出演している田中アナにとっては初となる中央の席に座りながらの進行となり、「緊張しています…」と語った。

番組では、感染拡大が止まらない新型コロナウイルスにまつわる1週間のニュースを振り返りました。フリーアナウンサーの大島由香里は「友人の娘が通う保育園が4回目の休園になったと聞いた。私の娘が通う保育園も、娘の同級生の兄弟が“濃厚接触者の濃厚接触者”になり、登園を自粛した子がいた。私はシングルで、1馬力で子どもを育てているので『もし、私が働けなくなったらどういうことになるんだろう?』とゾッとする」と不安な心境を吐露した。

34の都道府県で適用されている「まん延防止等重点措置」について、演出家・脚本家のマンボウやしろさんは「この措置が“マンボウ”と略されるようになってから、家で作業していても、テレビなどから『マンボウ』と聞こえるようになって嫌だった。でも、最近は“マンボウ”という響きがライトすぎて、国民の警戒心が弱まることから『マンボウと呼ぶのは禁止』という動きが出てきている。“マンボウ禁止”は辞めてくれよ…と複雑な時間を過ごしている」と独自の視点で語り、笑いを誘った。

■フジテレビ“〇〇パン”ブームに、元フジ大島「比較されてもどうでもいい。報道で頑張ろうと…」

また、番組の後半では、SNSで「白血病のピアニスト」と嘘の経歴を名乗り、SNSで知り合った女性から現金を騙し取った疑いで男が逮捕された事件を報じた。「白血病のピアニスト」を自称したことについて、犯罪ジャーナリストの多田文明さんは「いわゆる“虎の威を借る狐”のように、嘘の肩書きをうまく利用しながら騙してくる手口」と解説した。また、「白血病のピアニスト」のように「〇〇の△△」というキャッチフレーズが人の心を鷲掴みにする秘訣について、元『週刊SPA!』副編集長の田辺健二氏は「相反する単語を掛け合わせることで、意外性が生まれ強いタイトルになる。この傾向から『週刊SPA!』でも、“高学歴低収入”というテーマの特集を組んだら、完売するほどの大ヒットとなった」と自身の見解をコメントした。

タレントのでか美ちゃんは、芸名を「ぱいぱいでか美」から「でか美ちゃん」に改名する際に、初めて本番組にVTR出演したことを回顧し、「初めてVTR出演したときに、千原ジュニアさんが『でか美ちゃんは、個性的な芸名で露出をした衣装を着ているけど、しっかりとした意見を持っている』と言ってくれて、スタジオ出演もできるようになった。自分も無意識にギャップのようなものを利用していたんだなと思う」と語った。

また、この事件にちなんで「キャッチフレーズ」について、トークを展開しました。大島は「フジテレビは女性アナウンサーに“〇〇パン”とあだ名をつける。同期の生野陽子アナは“ショーパン”だった。同期の中で、“〇〇パン”と“パンじゃない側”がいて、自分は“パンじゃない側”だった」と語ると、田中アナは「そういうことがきっかけで、同期同士でギクシャクしないんですか…?」と質問。大島は「ギクシャクはしないです。フジテレビは仲が良くて、同期同士を比較する記事を見て、一緒に笑っていた。比較されても、どうでもよくなってくるというか…。自分だったら、報道の道で頑張っていけばいいかなと思っていた」と明かした。この話を受けて、田中アナも「サバサバしている人たちが多いので、アナウンサー同士は意外とギクシャクしないんですよね」と語った。

本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中です。ぜひご覧ください。

■『ABEMA的ニュースショー』放送概要

放送日時: 毎週日曜 正午~昼2時 ※生放送

放送チャンネル: ABEMA NEWSチャンネル

過去放送URL: https://abema.tv/video/title/89-76

出演者:

<進行> 田中萌(テレビ朝日アナウンサー)

<出演>

青山和弘(ジャーナリスト)

大島由香里(フリーアナウンサー)

でか美ちゃん(タレント)

マンボウやしろ(演出家・脚本家)

中嶋涼子(車椅子インフルエンサー)

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