昔ながらの味を守り続ける!沖縄・本部町の並んでも食べたい「沖縄そば」

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明治38年創業の老舗沖縄そば店

本部町の渡久地港から歩いて10分ほどにある『きしもと食堂』。

沖縄では知らない人はいないほどの有名店だとか!

現在の店主さんの曽祖母が中国から帰化し、本部町で漆器職人として働いていた曽祖父の元に嫁いだのがお店の始まり。

その後二代目、三代目と娘さんが受け継ぎ、きしもと食堂の土台を作られ現在に至る歴史ある名店です。

店内はテーブル席と座敷席などがあり、ノスタルジックな雰囲気が漂う。

メニュ-は沖縄そば大と小、そしてジューシーのみという、シンプルさが安心感をもたらす構成。

なんともそそるビジュアルの「そば」は、鰹節がガツンと効いた濃いめの味!

時間をかけてじっくり煮込んだ濃厚なかつお出汁に醤油ベースのスープがバランスよく調和しているので、最後の一滴まで飲み干せてしまうほど。

麺は昔ながらの木灰を使った手切りならではの不揃いさが印象的な太さの麺で、かん水では出ない独特の歯ごたえやのど越し、風味がしっかり感じられます。

以前は本店で麺を打っていたそうですが、住宅街で昔ながらの製法を続けることが難しくなり、製麺所の役割も担う支店で毎朝作られ運ばれてくるそう。

具は三枚肉2枚と赤身肉1枚に、かまぼこ、ネギとシンプルな構成。

その分厚さが嬉しい三枚肉は、柔らかく味がしっかり染みています!

これが「沖縄そば」か!とルーツさえ感じられる、先人たちの知恵が詰まった歴史に守られてきた味わいをぜひご賞味あれ!

元祖木灰沖縄そば きしもと食堂

〒905-0214 沖縄県国頭郡本部町渡久地5

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*この記事は2021年7月時点の情報を基に作成しています。

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*この記事で使用している画像は、執筆者が撮影したものです。

ライター:ニッポンごはん旅・編集長

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