日本テレビ・藤井貴彦アナウンサー『伝わる仕組み 毎日の会話が変わる51のルール』刊行!

真意を伝えるには? 心をつかむには? 緊張する時はどうすればいい? 「言葉が響く」「心に届く」と話題の藤井アナが、 日々実践するメソッドを1冊にまとめた。 言葉を持って外に出れば、 わたしたちは必ず問題に直面する。不用意な言葉で相手を傷つけ、 そのことで自分も傷ついてしまう。なぜ思い通りに言葉が届かないのか。 どうしたら届けられるのか。 コミュニケーションのとりかたに定評のある藤井アナが、 日常会話から会議、 プレゼンといった、 社会人が経験するさまざまな話す機会を念頭に、 どうすれば自分の真意が相手に伝わるのかを実用的につづったのが本作。 ちょっとした工夫の数々で、 話は格段に通じるようになる。 非常に実用性の高い内容を、 藤井さんらしい語り口で、 ロジカルに、 あたたかく、 具体的に書いている。

目次

1部 コミュニケーションに必要な、 優しさとタフさ ~「伝わる」を生むウォーミングアップ~

01言葉を「試着」してみる 02メッセージにも「味の調整」を 03伝えるための意外な努力 04伝えたい思いはどうやって生み出すのか 05「身だしなみ」を整える 06言う・伝える・伝わるの違い 07会話の「体温」を上げる 08会話を「乗せる」3つの過程 09「ずるい」準備が効果的 10緊張を迎えに行く 11緊張のエネルギーを利用する 12視線の先に「味方」をつくる 13頭の中で「ショートムービー」を流して話す 14言葉の組み合わせは「生ハムメロン」で 15掛詞はインスピレーションの宝庫 16セルフチェックの肝は「多様性」

2部 誰かを大切にすることで、 自分を磨く ~相手と向き合うマインドセット~

17なぜあなたは、 あの人のことが嫌いなのか 18話すスピードに思いやりを 19インタビュアーになったつもりで 20伝わる仕組みには限界もある 21心の中にブックエンドを用意する 22「手ぶら」でいること 23サブのポジションで得られるもの 24未来の先読み 25「先読みでサポートをする」ということ 26大切なのは神聖さの理解 27いい関係は「ルール作り」と「ゴール作り」から 28アドバイスは出し惜しみするくらいで 29「逆接」の上手な使い方 30冗談で「逃げ道」をつくる 31その一言は「おせっかい」か「金言」か 32自己肯定感は低めがベター 33自分を細分化して持ち味を見つける 34人にお願いをする前のチェックリスト 35励ましのポイントは「俯瞰」 36「誰かのため」が打率を上げる

3部 あなたの弱点に隠れている、 大きな可能性 ~困った時の逆転メソッド~

37アドリブは準備できる 38伝えたいことから順番に 39沈黙回避の秘策は「パス回し」 40パニックになったら「リフレイン」 41会話の脱線まで楽しむために 42会話の締め方は「振り返り」にあり 43本音に近づくのは難しいからこそ 44カチンときたら、 感謝する 45「苦手な人」認定の前にラストチャンスを 46謝罪の心得 47批判とどう付き合うか 48情報は偏っているもの 49今のポジションを味わい尽くす 50冷静と情熱の、 情熱寄りで 51「伝わること」と「同意すること」の違い

藤井貴彦 ふじい・たかひこ

1971年生まれ。 神奈川県出身。 慶應義塾大学環境情報学部卒。 1994年日本テレビ入社。 スポーツ実況アナウンサーとして、 サッカー日本代表戦、 高校サッカー選手権決勝、 クラブワールドカップ決勝など、 数々の試合を実況。 2010年4月からは夕方の報道番組「news every.」のメインキャスターを務め、 東日本大震災、 熊本地震、 西日本豪雨などの際には、 自ら現地に入って被災地の現状を伝えてきた。 新型コロナウイルス報道では、 視聴者に寄り添った呼びかけを続けて注目された。 著書に『伝える準備』( ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。

© 有限会社ルーフトップ