エバートンは1月31日、２年半契約でフランク・ランパード新監督の招聘を発表した。
エバートン新監督はランパードが決定的に ロンドンでオーナーと会談
１月にラファエル・ベニテスを解任したエバートンは、オーナーのファラド・モシリ氏がロンドンで候補者と会談。その中でランパードとの交渉がまとまり、31日に契約書にサインした。ランパードは2019年にチェルシーの指揮官に就任すると、補強禁止処分によりアカデミー出身選手を積極起用。FAカップ準優勝、４位フィニッシュでUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得など好成績を収めたが、２年目は大型補強で獲得した選手を活かしきれず、昨年１月に解任となった。約１年ぶりの監督復帰に、ランパード氏は「エバートンのような規模と伝統を持つクラブをマネジメントできるのは、大変な名誉だ」と語っている。
「早く始めたくて仕方ないよ。オーナー、会長、役員たちと話をして、彼らの情熱と野望をとても感じた。私の野心とそれを実現する熱意を見てもらえたんだと思う。ファンの情熱も伝わってくるし、それはとても重要だ。プレミアを争う上で必要な事なんだ。エバートンは、ファンが何を求めているのかよく分かるユニークなクラブだと思う。彼らが求めるのは闘争心と欲望であり、それは常に基本でなければならないね」。
