映画「今はちょっと、ついてないだけ」4月8日公開 調布シネマフェスで催促上映も

伊吹有喜「今はちょっと、ついてないだけ」(光文社文庫 刊)原作で、玉山鉄二さん、音尾琢真さん、深川麻衣さん、団長安田さんが出演する映画『今はちょっと、ついてないだけ』が完成し、4月8日(金)より新宿ピカデリー他全国順次ロードショーすることが決定した。また、主題歌に「Age Factory」の「First day song」(SPACE SHOWER MUSIC)が起用されることも明らかになった。

映画は、かつて秘境を旅する番組で人気カメラマンとして脚光を浴びながら、表舞台から姿を消した立花(玉山鉄二)。彼に写真を撮る喜びを思い出させ、以前とは違う形で再び自然へと導いたのは、シェアハウスに集う不器用な仲間たちとの笑顔の日々だった。失職した元テレビマンの宮川(音尾琢真)、求職中の美容師の瀬戸(深川麻衣)、復活を望む芸人の会田(団長安田)。立花も彼らも、ゆったり流れる時間の中で、それぞれの“心が本当に求めるもの”を見つけ出そうとしていた……というストーリー。

主人公・立花役に、『カフーを待ちわびて』以来13年ぶりの映画主演となる玉山さん。シェアハウスの仲間を音尾さん、深川さん、団長安田さん(安田大サーカス)が演じ、ほか高橋和也さんらも出演する。監督は、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』の柴山健次監督を務めた。また、同作は千葉県茂原市、長野県千曲市、愛知県幸田町、長崎県島原市の4都市の協力により製作された地域連携作品でもある。

主題歌を担当する3人組ロックバンド「Age Factory」は、昨年11月には4枚目のフルアルバム、「Pure Blue」をリリース。2月からは岡山を皮切りに全国6カ所のワンマンツアーを開催する。今回、提供した楽曲「First day song」は初の書下ろし曲となる。

また、同作は2月26日午後6時10分から、「映画のまち調布 シネマフェスティバル2022」内で世界最速特別上映が決定。映画祭は2月11日~3月6日に開催されるもので、「映画のつくり手」に贈る映画賞「映画のまち調布賞」授賞式で、柴山監督、玉山さん、深川さんによるトークイベント付きで上映される。

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