国交省、自車位置測定技術を用いて除雪車支援 稚内空港で実証実施

国土交通省は、稚内空港の制限区域において、除雪車両に自車位置測定技術を用いた運転支援ガイダンスシステムを搭載し、実証実験を実施する。1月27日付のプレスリリースで明かした。

国土交通省は、空港分野の労働力不足に対応するため、空港除雪の省力化・自動化を推進している。2021年度は、1月31日から2月4日までパナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社が実証実験を実施。2月7日から10日まで株式会社エルムデータ、2月14日から2月18日までアイサンテクノロジー株式会社が実証実験を行う。

同実証実験は、2021年10月5日から10月25日まで公募を行ったものだ。稚内空港において、実運用している除雪車両に運転支援ガイダンスシステムを搭載。そして、制限区域(滑走路等)を走行したうえで、運用上の課題検証(安全面・実用性等)を実施する。なお、各社の使用する自車位置測定技術や運転支援ガイダンスシステムなどの概要は、以下のURL先で公開されている。

https://www.mlit.go.jp/koku/content/001461240.pdf

(出典:国土交通省 Webサイトより)

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