【横浜M】樺山、勝負の2年目 山形から復帰「自信得られた」

山形から復帰した横浜MのMF樺山=1月、横浜市内

 J1横浜MのMF樺山諒乃介(19)は、昨季途中に期限付き移籍したJ2山形で貴重な実戦経験を積んで復帰した。将来の海外挑戦も見据え、今季はトップ下やインサイドハーフなど、より攻撃に関わるポジションへの挑戦も宣言。「フィジカル、メンタル、技術全てをレベルアップさせて活躍したい」と勝負の2年目に挑む。

 名門クラブで汗を流す日々は、やはり刺激に満ちている。1日にキャンプ地・宮崎でオンライン取材に応じた樺山は、「マッチアップする選手もトップレベルなので、自分が成長できると実感している。毎日めちゃくちゃ楽しい」と声を弾ませた。

 昨シーズン後半の武者修行で「一番得られたのは自信」と胸を張る。山形には7月に加入してリーグ戦16試合出場2得点。試行錯誤しながら成功体験を重ね、プレー中の細かな体の使い方も向上した。復帰後のキャンプでも、「当たり負けが少なくなった」と手応えを得ている。

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