冬型継続　この時期らしい寒さ続く

2日（水）は、関東の東海上の低気圧が前線を伴いながら日本のはるか東に進みます。また、カムチャッカ半島南端周辺には低気圧が複数停滞し、華中付近の高気圧の張り出しも続くため、日本付近の冬型は継続する見込みです。
冬型の影響により、北日本の日本海側や北陸から山陰では雪や雨の降る所が多いでしょう。風が強まってふぶく所や、雷を伴う所もある見込みです。北日本から西日本の太平洋側や九州北部は概ね晴れるでしょう。ただ、朝までは甲信や東海、近畿で所により雪や雨が降り、午後は九州南部で雲が広がる見込みです。高気圧の縁辺流が流れ込む南西諸島は、くもりや雨となるでしょう。
最高気温は、全国的に平年並みとなる所が多く、各地でこの時期らしい寒さが続く予想です。

（気象予報士・吉田 信雄）

画像について：2日午前9時の予想天気図。