花粉予測 27日ごろから飛散 前季より「非常に多い」 日本気象協会

 日本気象協会はこのほど、今春の花粉飛散予測を発表した。それによると、花粉シーズンは今月上旬に九州や四国、中国、東海、関東の一部からスタートする見込みで、飛散量は東海や北陸、関東甲信、北海道で前シーズンより多い見込み。

県内のスギ花粉飛散開始は27日ごろの予想。前シーズンより非常に多いとされ、事前の備えを呼び掛けている(1日、上越市滝寺で撮影)

 2月にかけて気温は全国的に平年並みか低く、冬らしい寒さにより休眠打破が順調に行われ、スギ花粉の飛散開始は各地で例年並みとなる見通し。

 スギ花粉飛散のピークは、福岡や高松で2月下旬から3月上旬、広島や大阪、名古屋では3月上旬から中旬の予想。金沢や東京、仙台は3月上旬から下旬となる見込み。ピークの時期は例年並みとなる所が多い見通しだ。

 県内で予想される花粉飛散量は平年並みで、前シーズン比では非常に多い見込み。飛散開始は27日ごろ(昨年は22日)で、3月中旬から下旬に飛散のピークを迎えるとみられる。

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