【新型コロナ】神奈川の「自主療養」、厚労相「高く評価」 感染症対策新指針への導入も

 新型コロナウイルス感染症対策を巡り、後藤茂之厚生労働相は1日、神奈川県が全国に先駆けて導入した「自主療養」の仕組みについて「高く評価している」と発言した。この仕組みを政府が6月をめどに取りまとめる感染症対策新指針に盛り込む方針を示唆した。

 同日の衆院予算委員会で立憲民主党の早稲田夕季氏(神奈川4区)に答弁した。

 「自主療養」は検査キットや無料検査機関での検査で陽性が判明した県民を対象とした仕組み。自らの届け出で自宅などでの自主療養が可能になるが、受診を経ず医師による発生届を伴わないため、感染法上の感染者とは扱われない。

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