【DeNA】春季キャンプ開始、元気な体で投球できる幸せ 昨年はリハビリだった今永

初日からブルペンで汗を流す今永

 エース今永は初日からブルペン入りし、捕手を座らせて31球を投げた。昨年のキャンプでは懸命にリハビリに励んでいた左腕は「2月1日から元気な体で投げることができる。これほど野球人、ピッチャーとして幸せなことはないと感じた」と充実感に浸った。

 三浦監督らの方針で、投じたのは直球のみ。投手陣にはこの日、「枠内で勝負する意識」というテーマが課された。「ピッチャーとして当たり前だけど、一番難しいところ。1年間追い求めていかなければいけない」と受け止める。

 大貫や東ら先発陣も同じ時間にブルペンで腕を振った。「本当に素晴らしいボールを投げる人がいっぱいいる。自分も負けないようにやっていきたい」。2年ぶりの開幕投手へ、激しい競争は望むところだ。

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