2月1日に行われたワールドカップ2022・アジア3次予選の第8節。日本代表が入っているグループBで、ベトナム代表が初勝利をあげた。
ここまで7試合をすべて敗北していたベトナム代表。ホームに中国を迎えたこの日、前半9分という早い時間に先制を果たす。
ロングボールから裏にパム・トゥアン・ハイが抜け出し、左サイドにつないでドー・フン・ドゥンがクロス。ファーに入ったホー・タン・タイがヘッドで叩き込む。
ペースを握ったベトナムはさらに16分に追加点。右サイドでパム・トゥアン・ハイとドー・フン・ドゥンのコンビからクロスが入り、グエン・ティエン・リンが押し込んだ。
2点のリードを奪ったベトナムは後半29分にもネットを揺らす。速攻からパン・ヴァン・ドゥクが素晴らしいロングシュートを叩き込み、スコアを3-0とした。
中国はアディショナルタイムにシュー・シンが1点を返したものの、その直後に試合は終了した。
この結果、ベトナム代表がこのアジア3次予選初めての白星を奪取することに成功。依然として最下位には変わらないものの、4位まで浮上できるチャンスを残した。
一方の中国代表は、今回のインターナショナルマッチウィーク前に監督交代を決断したものの、リー・シャオペン政権下は2連敗スタートと厳しいものになっている。