日本でもサービスが続々提供開始! 注目を集める“メタバース”

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月~金曜7:00~)。「フラトピ!」のコーナーでは、新サービスが続々登場している「メタバース」について取り上げました。

◆東京の名所が"仮想空間”に!

昨年、Facebook社が社名を「Meta」に改名し大きな話題になりましたが、今やメタバース(=仮想空間)で事業を行う企業は増加の一途を辿り、日本でも多くのサービスが登場しています。

その1つが「バーチャル東京タワー」。これは、自分の分身であるアバターを選び、コントローラーで操作すると、メタバースのなかに作られた東京タワーを自由に移動することができるというもの。

展望台に登ると、東京の夜景が眺められ、さらには現実の東京タワー同様、そこには神社もあります。しかも、その夜景は本物の東京タワーのてっぺんから360°実写で撮影し、リアルな景色を再現しています。

また、バーチャル東京タワーにはショップエリアもあり、ここでしか買えない限定Tシャツなども購入することができます。さらにメタバース内では人気アーティストによるライブも開催。バーチャルライブを楽しむこともできます。

◆メタバース上で世界各地を気軽に旅行

そして、東京だけでなく、さまざまな国のあらゆる場所を旅行することを可能にするサービスが「どこでもドア Trip」。

VRゴーグルを装着し、キャスターの田中陽南が体験してみると、その眼前には海のなかを悠々と泳ぐジンベエザメ、さらにはヘリコプターから眺めるアメリカのグランドキャニオンも。メタバース上で各地の名所を訪れることができます。

しかも、「ガイドミートアップコース」を選ぶと、現地のガイドがライブで案内。言語がわからずとも画面上に翻訳が表示されるため、誰でも気軽に楽しめます。

こうして世界の人たちと自由に交流することができるのもメタバースの魅力の1つで、体験した田中は「すごかったです!」と感動しきり。「やはり解説を聞きながらまわると街のことや、コロナの前はどうだったのかも聞けて勉強になったし、より現地に行ってみたくなった」と感想を語ります。

今や遊びに買い物、旅行までメタバースでさまざまなことが可能となっており、タレントで起業家の加藤ジーナさんは「すごくいいですね!」と言い、「家から出られないコロナの状況もそうですし、体調の悪いお年寄り、さらには修学旅行に行けなかった人とか、(旅行に)行きたくても行けない人たちにとって素晴らしいサービス」と絶賛。

アフリカの紛争問題を研究する東大院生の阿部将貴さんも「どこでもドア Tripは娯楽だけでなく、教育に活用できれば。歴史的建造物や美術などをこれで見たら記憶にとどまるのではないか」と期待を寄せます。

さらには、自身が研究しているアフリカの紛争問題でも活用できるのではないかと、さらなる可能性を示唆していました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

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