浦沢直樹「漫勉neo」新シリーズに渡辺航「弱虫ペダル」、青池保子「ケルン市警オド」、新井英樹「パンゲアね」

日本を代表する漫画家・浦沢直樹が、漫画家たちの創作の秘密に迫る異色のドキュメンタリーNHK Eテレ「漫勉neo」新シリーズの詳細が2日、明らかになった。3月2日に渡辺航さんの「弱虫ペダル」、9日に青池保子さんの「ケルン市警オド」、16日に新井英樹さんの「パンゲアね」を取り上げる。放送は各午後10時から。

普段は担当編集者ですら立ち入ることができない漫画家たちの仕事場にカメラが密着し、同シリーズは「マンガ誕生」の瞬間をドキュメント、その貴重な映像を元に浦沢直樹が同じ漫画家の視点から対談で切り込んでいく。2014年からの「漫勉」に18人、2020年からの「漫勉neo」には11人の漫画家が登場。今回は少年マンガ、少女マンガ、青年マンガそれぞれのジャンルで存在感を放つ3人に密着。一人一人全く違うペン先からドラマが生み出される瞬間に迫る。

浦沢直樹は「YAWARA!」「MONSTER」「20世紀少年」「あさドラ!」など多くのヒット作を持ち、手塚治虫文化賞やメディア芸術祭マンガ部門優秀賞、またアイズナー賞など海外でも受賞歴多数。「漫画が生まれる瞬間」の感動を伝えたいと、「漫勉」を構想した。

(よろず~ニュース編集部)

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