5月6日より劇場公開される、1986年に発生したチェルノブイリ原子力発電所爆発事故の実話を基にした映画「チェルノブイリ１９８６」の、予告編が公開された。
公開された予告編では、1986年4月26日午前1時23分にチェルノブイリ原子力発電所が事故を起こした瞬間からはじまる。元恋人のオリガと10年ぶりに再会し、「家族になろう」と誓う若き消防士のアレクセイ。しかし、原子炉爆発の事故現場に駆けつけたアレクセイが見たのは、地獄のような惨劇だった。さらに、このままだと水蒸気爆発が起きるという危機的状況を知る。アレクセイは、被爆してしまった息子を抱えてバスに乗っていたオリガに、「帰ってきたら海の見える家で暮らそう」と約束し、2次爆発を阻止するため発電所に向かう。
「チェルノブイリ１９８６」は、事故の当事国だったロシア映画界が、全世界を危機から救うため命をかけた消防士を描いた作品。事故発生当時に現地で撮影した経験を持つプロデューサーが、爆発直後に現場に急行した消防士たちの苦闘や避難民たちの混乱ぶりなど、一般市民の視点から映し出した作品となっている。
【作品情報】
チェルノブイリ１９８６
2022年5月6日（金）新宿ピカデリーほか全国ロードショー
配給：ツイン
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