医療関係者アプリ「Join」、世界30カ国/1000医療機関へ導入達成

医用画像の閲覧/共有などでコミュニケーション

株式会社アルムは、2022年2月1日、同社の医療関係者間コミュニケーションアプリ『Join』について世界累計30カ国/1000医療機関への導入を達成したと発表しました。

同社は、日本発の医療ICT企業として世界中の医療/福祉分野でモバイルICTソリューション提供に取り組む企業です。『Join』は、医用画像の閲覧/共有などを通じて医療関係者がコミュニケーションをとれるアプリとなっています。

2016年には保険診療の適用も認められた

『Join』は、標準搭載されたビューワーでの医用画像閲覧や、チャットでの画像共有などが可能なアプリです。救急患者が転院する際の病院間連携ツールや、院外にいる医師へのコンサルテーションツールとしても活用でき、2016年には保険診療の適用も認められました。

同社は『Join』について、医療ICTソリューションを提供してきた米国/ドイツ/ブラジル/台湾などの拠点を通じて世界各国での事業も展開。医療資源不足の解消などを支援する中で同アプリも高い評価を獲得し、30カ国/1000の医療機関への導入を達成するに至っています。

ネットワークを活用し、医療格差やミスマッチを解消

『Join』の今後について同社は、同アプリにより世界に広がった医療ネットワークの積極的な活用を企図。手術画像配信などによる医療教育の推進や、医療AI/モバイル医療機器との連携などに取り組み、遠隔医療を通じた医療格差やミスマッチの解消を目指すとしています。

(画像はプレスリリースより)

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医療関係者間コミュニケーションアプリ『Join』世界30カ国、1000施設に導入 – 株式会社アルム

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