東京メトロ、有楽町線 豊洲―住吉間・南北線 品川―白金高輪間延伸の鉄道事業許可を申請

かねてから東京都や沿線より要望の強かった、東京メトロ有楽町線「豊洲―住吉間(建設キロ4.8km」と南北線「品川―白金高輪間(建設キロ2.5km)」の鉄道事業許可を国土交通大臣に申請しました。

有楽町延伸部は国や東京都より「特定都市再生緊急整備地域や国際戦略総合特区のアジアヘッドクォーター特区」に指定され臨海部と、これらを結ぶ高速交通の整備を早急に整備する位置づけとなっていたところです。

この路線の整備により江東区の現区間における、南北の連絡がバスのみという不便さが解消され、所要時間短縮によるさらなる人やものの交流が推進される期待があります。

そして南北線の延伸では、将来リニア中央新幹線の始発駅となる品川駅へのアクセスの向上に大きく貢献することが期待されています。

アフターコロナにおいての国際交流、羽田空港へのアクセスはもちろん、現在南北線が通る赤坂などの都心の拠点へのアクセスも便利になります。

地下鉄ネットワークのさらなる充実と、それに伴う東京圏の魅力や国際競争力の向上に大きく貢献することを使命としています。

両線とも開業目標は2030年代半ばを目標としています。

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