韓国放送局「韓国の高級輸入車販売数は日本の2倍超...人口は2分の1以下なのに」「購買力逆転を反映」

日本と韓国の購買力格差を強調する報道が韓国で出ている。

参考記事:韓国紙「現代自動車が中国市場で12位に墜落、トヨタは3位に浮上」「反日は反韓より根深いはず…なのに日本車が進撃」

MBC放送は3日、日本と韓国の高級外車の販売動向について分析した報道を行った。

MBCは「道路や周辺を見れば、駐車場も同じく、外車がたくさん増えました」とし、「コロナ19以来、世界的に消費の二極化がさらに激しくなった現実を示すように、昨年韓国と日本の両方で高級輸入車の販売が増えました」と伝えた。

MBCの当該報道キャプション

その上で、特に日本で昨年1億ウォン(約950万円)を超える高価な輸入車が多く売れたことを紹介した。

MBCは日本自動車輸入組合の統計をもとに、昨年、1億ウォン以上の高級輸入車販売台数が前年より23%増加となる2万8千台も売れたことを伝えた。これは関連統計の作成開始の2003年以降で最高値だった。

しかしMBCは「ところで、我が国の販売量はもっと驚くべきものです」とし、「日本人口の半分にもならない韓国で昨年1億ウォン以上の高価輸入車が5万9千台も売れたと集計された」と明らかにした。

MBCは「日本の販売量の2倍をはるかに超えた数値」であると強調した。

MBCの当該報道キャプション

一方で「もちろん、小型車を好む日本の自動車文化と、比較的安価な韓国の車両維持費が、このような高価輸入車販売量の差に影響を及ぼしたようだ」という分析も伝えつつ、「しかし、日韓間の購買力逆転を反映する事例という分析も出ている」と説明した。

OECDが発表した2020年の実質賃金で、日本は3万8千ドルだったが、韓国は4万1千ドルだった。

MBCは「経済大国といわれた日本が以前のようではないという話題が多い」とし、「購買力が韓国より劣るという事実をみせてくれる統計がまた出た」と伝えている。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「韓国の高級車はほとんどが法人車。税金で車を乗らせる国」

「…ぶっちゃけ我が国の車は性能に比べて値段が高い。コスパが落ちるのに自国民を捕虜のように扱うので買う気がしない…」

「我が国は金持ちが多いんだな。でも自殺率は日本より高い。経済は良いのに…」

「自動車税をCCではなく標準金額にすべき」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。

参考記事:韓国紙「日本車の人気回復…注文してすぐ乗れるから」「韓国車は在庫なく最長1年…半導体不足深刻でさらに遅れも」

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