「津田梅子」伊藤英明と内田有紀が梅子の両親、田中圭は伊藤博文に!

テレビ朝日系で3月5日に放送されるスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」(午後9:00)の追加キャストが発表され、新たに伊藤英明、内田有紀、ディーン・フジオカ、田中圭らが出演することが分かった。

20年ぶりに新紙幣が2024年に発行され、新たに5000円札の顔として描かれるのが、日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、後に女子教育の先駆者として女子英学塾(現在の津田塾大学)も創設する梅子(幼名・梅)。ドラマでは、女性も自分の意思で未来を選択し、自立していく力が必要と信じて生きた梅子の青春を、広瀬すずが令和の世であざやかに表現。脚本は、向田邦子賞を受賞した橋部敦子氏が手掛ける。

伊藤、内田が演じるのは梅の両親。父・津田仙(伊藤)は自身も渡米経験を持ち、わずか6歳の梅をアメリカに送り出すことを決意した豪胆な人物だ。母・初(内田)は娘を愛しながらも、西洋式の考えを身に着けて帰国した梅の心情を理解しきれずに苦悩する。さらに、晩年の梅子を原田美枝子が演じ、番組ナレーションも担当する。

一方、ディーンが扮(ふん)するのは、初代文部大臣を務めた森有礼。梅らがアメリカに留学した際は、初代駐米公使である“少弁務使”という立場でワシントンに駐在しており、彼女たちのホームステイ先を探すなどサポートを行う。田中は初代内閣総理大臣・伊藤博文を、平岩紙が桃夭女塾(現・実践女子大学)を作った歌人・下田歌子を演じる。

梅の仲間役として、宮澤エマ、井之脇海も参加。吉益亮(宮澤)は、眼病にかかって1年たらずで帰国してしまうが、その10年後、留学を終えた梅と再会し、友情を育んでいく。そして、梅と同様に海外に留学し、後に学者として活躍する神田乃武(井之脇)に梅は淡い恋心を抱く。そんな梅の思いに気付かないまま、神田は梅の親友・山川捨松(池田エライザ)に好意を寄せる展開に。果たして梅の初恋はどんな結末を迎えるのか?

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