「立春」のきょう4日(金)も全国的に厳しい寒さが続く。
暦の上では春がはじまるが、気温はあまり上がらず、名ばかりの春となりそうだ。
日本海側では不安定な天気が続き、特に北陸周辺で降雪が強まるおそれがある。
立春でも冬型
きょうも日本付近は冬型の気圧配置が続く。
上空には強い寒気が流れ込み、日本海側では断続的に雪や雨となりそうだ。
特に北陸周辺で雪の時間が長く、午後は降り方が強まるおそれがある。
大雪による交通障害に注意・警戒し、着雪やなだれ、落雷、突風にも併せて注意が必要だ。
一方、太平洋側では広く晴れ間がある見込み。
やや雲が多めの所もあるが、空気の乾燥した状態が続く。
火の取り扱いに注意し、お肌や喉のケアも心がけたい。
春とはほど遠い寒さ
日中の気温はきのうより低い所が多くなる。
10℃を超える所は少なく、北よりの風が冷たい一日となりそうだ。
暦の上では春のはじまりだが、春とはほど遠い寒さとなるため、防寒対策が必要となる。
(気象予報士・多胡安那)