J1横浜Mに新加入したブラジル人DFエドゥアルド(28)が4日、練習後のオンライン取材に応じ、新天地への意気込みを語った。
海外移籍を前提にチームを離脱したチアゴマルチンスの穴を埋める活躍が期待されるセンターバックは「偉大で伝統あるクラブに来られてうれしい。サポーターのためにタイトルを勝ち取りたい」と決意を口にした。
主な一問一答は次の通り。
―今の心境は。
「このチームに来られてすごくうれしいし、今シーズンはクラブにとってすごく大事な年になると思う。ファン、サポーターもタイトルが欲しいと思うので、みんなで頑張って勝ち取りたい」
―移籍の経緯は。
「昨シーズンはキャプテンを任され、いいシーズンを過ごした。急なオファーだったので正直悩んだ。昨季までいた(金)監督が退団してチームはゼロからのスタートのような感じがあったので、より決断はしやすかった」
「(横浜Mは)偉大で伝統があり、魅力的なサッカーをしている。そのこともあって決断したのももちろんある」
―どういうプレーを見せたいか。
「対戦した試合だけではなく、個人的にマリノスの試合は見ていた。毎試合、強度が高い印象がある」
「(自分は)チアゴとスタイル、特長が違うが、鳥栖では過去2シーズン好調だったし、キャプテンを任されてリーダーシップを求められ、選手としても伸びた。やってきたことをマリノスで見せていけたら」
―ことしで来日10年目。どんなことが生かせそうか。
「昨シーズンはキャプテンを任され、コミュニケーションやリーダシップを積極的に取った。相手の戦術を勉強し、味方を動かすことをここでもやっていく。あとは自分の特長であるビルドアップのパスや空中戦の強さも見せていきたい」
―チアゴと違った強みはあるか。
「ハイラインやビルドアップは同じようにやっていこうと思っている。チアゴはこのクラブに名を残したが、次は僕の番。チャンスをもらったので、僕のスタイルをみんなに見せたい。このチームの歴史に僕の名前を残したい」
―マリノスのセンターバックは守備範囲が広いが、スピードに自信はあるか。
「自信はもちろんある。この戦術はすごく好きだし、僕に合うスタイル。鳥栖では左右のカバーを広くやってきたし、予測も自信がある。問題なくやっていける」
―チームにはブラジル選手が多い。なじめそうか。
「(新加入の)アンデルソンロペスは2010年に下部組織でちょっとだけプレーした。僕が加入してからブラジル人選手も日本人選手も温かく迎え入れてくれた」
「アットホームな感じがする。(高丘)陽平もチームメートだったので昔から知っている。本当にいいチームができると思う」