人気ドラマ俳優の死去で麻薬集団メンバー4人を逮捕「致死量のドラッグ売った」疑い

俳優のマイケル・ケネス・ウィリアムズが死亡した件に関連して、男性4人が逮捕された。ドラマ「THE WIRE/ザ・ワイヤー」のオマール・リトル役や映画「それでも夜は明ける」への出演で知られたマイケルは、昨年9月に過失による薬物過剰摂取で54歳の若さで他界。男性4人が合成オピオイドのフェンタニルを混入したヘロインを流通させたブルックリンの麻薬集団に属している疑いで1日に逮捕された。

ダミアン・ウィリアムス検事は、こう声明を発表している。

「有名な俳優でプロデューサーであったマイケル・ケネス・ウィリアムズは、ニューヨークの自宅でフェンタニルが混入したヘロインを悲劇的に過剰摂取しました。きょうニューヨーク市警の我々のパートナーと共にマイケル・ケネス・ウィリアムズ氏に致死量のドラッグを売った疑いのあるアーヴィン・カージナを含む麻薬集団のメンバー4人を逮捕したことを発表します」

また同検事は、「これは公共の健康危機であり、止める必要があります。フェンタニルやヘロインのような危険なオピオイドは、あなたが誰か、また何を成し遂げたかなどおかまいなしです。これらは中毒症をもたらし、それが悲劇につながるのです」と続けた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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