新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で4日、新たに4人の死亡と、10歳未満～90代の男女9032人の感染が確認された。1日当たりの新規感染者数は、1月29日の8691人を超え過去最多となった。自宅や宿泊施設での療養者数は、初めて6万人を超え過去最多となった。
横浜市によると男女2人が死亡。男性は1月21日に陽性が判明し市内の病院に入院、25日に死亡した。女性は入所中の老人ホームで感染者が出たため、28日に行った検査で陽性と判明。2月2日に亡くなった。
川崎市によると、90代の女性2人が死亡。東京都内在住の女性は1月31日に発熱し同日、陽性が判明。軽症だったが2月1日に入院、同日夜に死亡した。川崎市高津区内の女性は1月25日に陽性が判明し、在宅医療を受けたが2月3日に自宅で死亡した。
新たなクラスター（感染者集団）関連では、横浜市内で高齢者施設や特別支援学校など計8施設で認定された。川崎市では2施設で、相模原市では中央区の病院で職員と患者の計10人の陽性が新たに判明し、両市はクラスターと認定した。横須賀市では、市内の大学で学生ら11人と9人の陽性がそれぞれ判明するなど3件を認定した。
新たに648人が自主療養した。
