Max Racingが2022年のスーパーGT参戦体制を発表。佐藤公哉と三宅淳詞のコンビに

 2月5日、スーパーGT GT300クラスに参戦するMax Racingは、参戦3年目となる2022年の参戦体制を発表した。2021年に続き田中哲也監督のもと、トヨタGRスープラGTで継続参戦するが、新たに三宅淳詞のパートナーとして、2021年までHOPPY team TSUCHIYAで戦っていた佐藤公哉が加入した。

 スーパー耐久での戦いを経て、2020年からスーパーGTに参戦を開始したMax Racingは、2021年にGT300規定のトヨタGRスープラを投入すると、第3戦鈴鹿でチーム初優勝を飾り、チャンピオン争いにも絡む存在となった。

 迎える2022年は、トヨタGRスープラを継続使用。田中哲也監督のもと、三宅のパートナーに新たに佐藤が加わる強力な体制で戦うことになった。また2022年はカラーリングを一新。2021年8月に発売されたマテラ鉱石という素材を使った愛媛の化粧品ブランド『81マテラ』のロゴが大きく入る、レッドとホワイトのアシンメトリーのカラーリングとなった。

「昨年1年間戦って身につけた経験やデータを元に、シリーズチャンピオンを目標にチャレンジして参ります」とGo Maxチーム代表。また田中哲也監督は「Max Racingは今シーズンでスーパーGT参戦3年目になります。私、田中哲也は今シーズンもこのチームで監督を務めさせていただきます。2年目の昨年はチームとして初優勝を飾ることができて、確実にステップアップすることができました。それはチームスタッフ、ドライバー全員の努力と実力のおかげでした」と語る。

「3年目の今シーズンは新たに佐藤公哉選手をドライバーに迎え、目標をチャンピオン一本に定めてチーム全員で思い切り頑張ります。チーム全員が思い切りレースを楽しみ、ドライバーは気持ち良く全開で走る。最高に雰囲気が良く、速くて強いチームになれるよう頑張ります。皆さん今シーズンもぜひ応援よろしくお願い致します」

 また、チームに加わりAドライバーを務めることになる佐藤公哉は「2022シーズンからMax Racingでお世話になります。まずは3年間、Hoppy team TSUCHIYAでお世話になった石渡社長に感謝致します。そして今季Max Racingで期待を裏切らないよう、常に最高のパフォーマンスを出しながら結果でチームに返していきたいです」と意気込みを語った。

 そして、チーム在籍3年目となる三宅は「今年もMax RacingからGT300に参戦させていただけることになりました。去年は優勝を経験しましたが、今年は優勝だけでなくシリーズチャンピオンも獲得できるようにチームの皆さんと力を合わせて精一杯頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」と意気込む。

 2022年はともに戦うHOPPY team TSUCHIYAもGRスープラにスイッチし、得られるものも多くなるはずだ。どちらも強力な体制で、ライバルにとっても脅威となりそうだ。

Max Racing 2022年スーパーGT参戦体制

チーム名:Max Racing
車両名:HACHI-ICHI GR Supra GT
カーナンバー:244
マシン:トヨタGRスープラ
タイヤ:横浜ゴム
チームオーナー:Go Max(TSUYOSHI ONO)
チーム監督:田中哲也
ドライバー:佐藤公哉/三宅淳詞
メンテナンスガレージ:つちやエンジニアリング

2022年にHACHI-ICHI GR Supra GTをドライブする佐藤公哉/三宅淳詞のコンビ
HACHI-ICHI GR Supra GTのカラーリング
HACHI-ICHI GR Supra GTのカラーリング
HACHI-ICHI GR Supra GTのカラーリング

© 株式会社三栄