横浜高島屋のデパ地下グルメ 冷凍し「凍眠フード」で販売 8日までフェア

横浜高島屋で開催中の「凍眠フード」フェア。冷凍した食品を陳列、販売している=横浜市西区

 横浜高島屋(横浜市西区)は冷凍保存したデパ地下グルメなどを販売する「凍眠フード」フェアを開始した。新型コロナウイルス禍で内食志向が高まる中、保存性が高く手軽な冷凍食品で需要の獲得につなげる考えだ。

 冷凍機を製造するテクニカン(同市都筑区)との連携で実現した。横浜ブランドを中心に、同店で販売している総菜やパンなどの他、テクニカンの直営ショップで取り扱っているにぎりずしや日本酒といった商品も用意。計約60種類を冷凍して提供している。

 同社の液体急速凍結機を使うことで、味や風味を損なわずに保存期間を延長。デパ地下の食品は、1カ月程度まで賞味期限を延ばしたという。同店の担当者は「デパ地下の食品を冷凍して販売するのは初めて。家庭でいつでも、出来たてに近い味を楽しんでほしい」と話している。

 フェアは8日まで同店地下食料品フロアで開催。9日~3月1日の間は、一部商品のみ継続して販売する予定という。

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