宮古島市、公式LINEでテイクアウト注文もOK コロナ禍の飲食応援

 【宮古島】宮古島市(座喜味一幸市長)は、新型コロナのまん延防止重点措置の影響を受ける事業者や、自宅療養・待機する市民への支援として「市テークアウト・デリバリー支援事業」を始めた。1日から、市の公式LINE(ライン)からも持ち帰りや宅配が可能な店舗が検索できる。
 事業はコロナ禍の飲食店を応援しようと民間事業者が運営する「宮古島エール飯」のサイトを活用した。市の公式ラインのメニューから同サイトに接続する。サイト上では持ち帰りや宅配対応、営業時間に料理ジャンルなどを選択して希望の店舗を検索できる。
 公式ラインを通じて利用が増えることも想定され、事業者への支援にもつながることから、市はより多くの登録事業者を募集している。「エール飯」のサイトから登録できる。
 市によると市の公式ラインは2021年2月に開設した。市内のコロナ感染状況などを毎日、発信している。ワクチン接種予約にも活用していたこともあり、今年2月1日現在で約1万4千人の登録者がいる。
 (佐野真慈)

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