栃木県奥日光の湯ノ湖畔で5日夜、コロナ退散の願いを込めた花火が打ち上げられた。
奥日光湯元温泉雪まつり実行委員会が主催。同実行委は毎年「氷彫刻奥日光大会」などを開いてきたがコロナ禍で中止に。花火は訪れる人にマスク着用など感染対策を呼び掛けた上で実施を決めた。
湯ノ湖畔では午後7時半から約10分の間にスターマインや5号玉など300発の花火が打ち上げられた。
氷点下の寒さの中、湖畔に集まった観光客らが凍結した湖面に上がる花火を楽しんだ。同実行委の担当者は「早くコロナが収まり、普通の生活が送れるよう願いを込めている」と話した。