楽天草創期の主砲、ミスター・ロッテら歴史感じる選手も 楽天本拠地でのHR数トップ10

巨人・ゼラス・ウィーラー、楽天・浅村栄斗、西武・中村剛也(左から)【写真:荒川祐史】

山崎武司が89本で1位、2019年FA加入の浅村が57本で続く

楽天が本拠地にする楽天生命パーク(宮城球場)は、チームがプロ野球に参戦した2005年から名称を変えながら使用されている。また、1973年から77年にかけてロッテが本拠地(1973年は準本拠地)として使用していたことでも知られる。1950年開場の歴史ある球場で飛び出した本塁打はこれまでに2249本。ここでは同球場での本塁打数トップ10を見ていく。(敬称略)

1位は山崎武司で89本。オリックスを自由契約になり、楽天初年度の2005年にチームに加わった右の長距離砲は、翌2006年に監督に就任した野村克也の助言を取り入れ、2007年に43本塁打&108打点で2冠王に輝くなど活躍。在籍7年間で計191本塁打を放ったが、その内87本を本拠地で放っている(オリックスで1本、中日で1本)。

2位は浅村栄斗の57本。西武から2019年にFA宣言して楽天に加入し、2020年に本塁打王に輝いた。まだ31歳。今後どこまで積み上げていくだろうか。3位に現在は巨人所属のゼラス・ウィーラーが続き、5位に現役最多の442本塁打を放っている西武・中村剛也が43本でランクインしている。

2013年の優勝&日本一に貢献したアンドリュー・ジョーンズは在籍2年で通算50本塁打を記録したが、その内32本が本拠地でのものだった。楽天生え抜きトップは茂木栄五郎の32本で8位になる。また、球団歴代最多の348本塁打を放ち、「ミスター・ロッテ」と称された有藤道世が27本で10位に入っているのも興味深い。

【一覧】楽天草創期の主砲が1位、ミスター・ロッテが10位 楽天生命パークでの個人通算本塁打トップ10

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(Full-Count編集部)

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