ホンダレーシングサンクスデー2021-2022が開幕。全選手参加のオープニングセレモニーが行われる

 2月6日、三重県の鈴鹿サーキットで『ホンダレーシングサンクスデー2021-2022』が開幕を迎えた。

 今回で13回目の開催となるホンダレーシングサンクスデーは、二輪、四輪を問わず国内外のさまざまなレースで活躍するホンダが、モータースポーツファンに感謝を込めて贈るファン感謝祭だ。

 例年、イベントならではのシーンでファンを楽しませていたが、2020年は新型コロナウイルス感染拡大のためオンラインで開催されていたが、2022年は鈴鹿サーキットに会場を移し、2年3か月ぶりにファンを迎えて開催される。

 2021年を終え、新シーズンへと繋がる『2021-2022』と題された今回のイベントでは、国内外のレースで活躍中の選手たちが、カテゴリーを越えてコラボレーションするホンダならではの多彩なコンテンツが予定されており、午前中からイベントを盛り上げている。

 そんななか、10時55分からホームストレートで行われたオープニングセレモニーでは、イベントに参加する全ドライバーとライダー、そしてホンダの三部敏宏社長がホームストレート上に集まりセレモニーが行われた。

 まず三部社長は、「本日は寒い1日でありますが、ホンダレーシングサンクスデーにご来場頂きまして誠にありがとうございます」と語った。

「昨シーズンは二輪、四輪あわせてチャンピオン獲得ならびに好成績を挙げることができました。今シーズンは二輪と四輪をあわせた新生HRC、ホンダとしては新体制のもと、二輪・四輪、参加するすべてのカテゴリーにおいてチャンピオン獲得を目指して頑張っていきたいと思います。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします」

オープニングセレモニーに登壇したホンダの三部敏宏社長

 そして四輪を代表して全日本スーパーフォーミュラ選手権でドライバーズチャンピオンを獲得した野尻智紀は、「まずはじめに、昨シーズンはみなさんの温かい応援をして頂きありがとうございます」とコメント。

「本日もこんなにお寒いなか足を運んで頂きありがとうございます。YouTubeの配信をご覧になっている方もいらっしゃると思います。そちらも同様に、このイベントを盛り上げてくれる大切なファンのみなさんです。本当にありがとうございます」

 野尻は続けて「なかなかサーキットで暖を取る場所はそんなに多くないと思いますが、その寒さを忘れるように今日1日、みなさんと楽しんでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」と語りオープニングセレモニーを締めくくった。

オープニングセレモニーでコメントする野尻智紀

 なお、今回のホンダレーシングサンクスデーはファンも参加できるイベントとして、ファン参加型の対決プログラムも用意されている。このプログラムは、ホンダのライダー・ドライバーがチーム・レッドとチーム・ブルーに分かれて7つのプログラムで対決し、合計ポイントで勝敗を争うというもの。

 こちらはイベント内で行われる対象となるチーム対抗戦プログラムの順位に応じて、1位と2位のチームにそれぞれ20ポイント、10ポイントが与えられ、その合計ポイントで勝敗を争うものだが、ファンがチームを応援することで“FANBOOST”が得られる特典も存在する。

 ファンブーストへの応募は、応援時間内に@HondaJP_liveのTwitterアカウントでどちらのチームを応援するかファン投票を行い、投票の多かったチームに10ポイントが与えられる。応援時間は各プログラム開始から10分間なので、応援するチームに向けてこちらの投票も忘れないでおこう。

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