F1新王者フェルスタッペン、角田裕毅らがホンダレーシングサンクスデーにメッセージ「10月にサーキットで会いましょう!」

 2月6日に三重県の鈴鹿サーキットで開催されている『ホンダレーシングサンクスデー2021-2022』において、2021年のF1でホンダパワーユニット(PU)を搭載したレッドブルとアルファタウリの4ドライバーからサプライズでビデオメッセージが届けられた。

 まず登場したのは、日本人F1ドライバーとして2021年にデビューシーズンを過ごしたスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅だ。

「こんにちは! 角田裕毅です!」と威勢のある挨拶から、「日本が恋しくて、今日みなさんと鈴鹿で会えると思って楽しみしていました。また、8カ月後(F1日本GP)にお会いしましょう!」と続けた。

ホンダレーシングサンクスデーへのビデオメッセージに登場した角田裕毅(アルファタウリ)

 そして同じアルファタウリのピエール・ガスリーが続けて、「こんにちは! ピエール・ガスリーです。今日はみなさまにお会いできなくて本当に残念です。日本がとても恋しくて、鈴鹿で会えることを楽しみにしていました」とメッセージを送った。

「でも、8カ月後日本に戻れることを楽しみにしているので、そのときはファンのみなさんもサポートとご声援、よろしくお願いします! 鈴鹿にいるみなさんにとって楽しい1日になりますように。また会える日を楽しみにしています!」

 3人目にメッセージを読み上げたのは、レッドブルとマックス・フェルスタッペンのタイトル獲得に最大限のサポートした“チェコ”ことセルジオ・ペレスだ。

 ペレスはまず、「日本のファンのみなさま、こんにちは! レッドブル・レーシングのチェコです。2021年シーズンはサポートありがとうございました」とファンへの感謝を語った。

 続けてレッドブル・ホンダ加入の初年度を振り返り、「レッドブルとホンダとの初年度シーズンは素晴らしかった。次のシーズンもこの勢いをチームと一緒に維持したいと思っている」と2022年に向けて意気込みを見せ、ファンたちに向けて「今日はみなさんと鈴鹿で参加できると思っていましたが、一緒にいられなくてとても残念です。2022年の日本GPでお会いできることを楽しみにしています!」と締めくくる。

 最後に登場したのは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とシーズン中に激しいチャンピオン争いを繰り広げ、最終戦アブダビGPでのファイナルラップ勝負を制した新F1王者フェルスタッペンだ。

 フェルスタッペンは「ホンダファンのみなさま、こんにちは! レッドブル・レーシングのマックスです」と挨拶すると、「2021年シーズンでの温かいサポートと、ドライバーズチャンピオンシップを一緒にお祝いいただきありがとうございました。あなたたちなしでは、それは達成できませんでした」と日本のファンに感謝の言葉を述べた。

「今日、みなさんと鈴鹿でお会いできると思っていましたが、来られなくてとても残念です。2022年の日本GPでみなさんとお会いできることを楽しみにしています。10月にサーキットで会いましょう!」

 ホンダF1としての活動は終了してしまったが、新F1チャンピオンの凱旋や日本人F1ドライバーである角田の母国GPとなる2022年のF1日本GP。10月9日の決勝レースが楽しみだ。

ホンダレーシングサンクスデーが行われている鈴鹿サーキットの表彰台下に描かれた2022年F1日本GPのスケジュール

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