- 移住に興味はあるけれど、イメージが掴めない…
- 実際に移住した人のその後は?
- 地方移住って何がいいの?
こんな疑問を抱えていらっしゃいませんか?
✓この記事で分かること
✓東京から淡路島に移住した先輩移住者のその後の暮らし
✓移住してみた感想
✓この記事を書いた人
こんにちは。
東京から淡路島へ移住した地域ブロガーのこばだんなです。
東京から兵庫県の淡路島に「地方移住」して、もうすぐ1年が経ちます。
筆者は、移住に伴い引越や退職など、目まぐるしいライフスタイルの変化がありました。
その”変化の1年”を過ごしてみて、地方移住してよかったと思える3つのことをご紹介します。
『1年経って感じた「地方移住」してよかった3つのこと』
- “忙しい”が嫌じゃなくなった
- 美味しいおすそ分けがもらえる
- 「脱東京」の過程で成長できた
それでは、1つずつ深堀していきます。
“忙しい”が嫌じゃなくなった
淡路島の玉ねぎ収穫の様子
地方移住してから”忙しい”の種類が変わり、嫌いじゃなくなりました。
都会で暮らしていた時に感じていた消耗する”仕事だけの忙しさ”ではなく、充足感のある”生きる忙しさ”が、そこにはあったからです。
意外に感じる方もいるかもしれませんが、地方で暮らしている人は忙しいです。
本業がありながら家にある畑や田んぼを整えたり、草木の手入れをしたり、毎日することが沢山あります。
わたしが移住した淡路島では、玉ねぎやレタス・白菜・お米など1つの場所で時期を分けて別の農産物を育てる”二毛作”、”三毛作”が盛んです。
農産物によって繫忙期は異なりますが、わたしも繁忙期には友人の畑のお手伝いをさせてもらったりします。
複数の農作物を育てているので、スケジュールが輻輳しており、とても忙しそうでした。
でも、それだけではありません。
「半農半X」や「複数のナリワイ」ということで、加工食品の開発や販売なども手掛けていらっしゃいます。
淡路島に移住して驚いたのは、この方のように複業スタイルで多方面に活躍している方が多いことです。
- 農業をやりながら企画職
- カフェをやりながら農業
- 藍染工房をやりながらデザイナー
- ゲストハウスをやりながらプログラミングスクールの講師
淡路島は移住者の方も多く、新しいことに挑戦されている方も多いのだと思います。
わたしもその1人として、複数のナリワイで生計を立てている最中です。
地方移住によって新しい場所に飛び出し、新しいことに挑戦をしていると、とにかく忙しい状況になります。
しかし、それは自分自身で歩んでいる”生きる充足感”が伴った忙しさですので、楽しい日々でもあります。
地方移住によって、働き方や環境が大きく変わる不安はありましたが、移住して1年経つ今は、毎日充実していると言えると思います。
美味しいおすそ分けがもらえる
おすそ分けでいただける淡路島レタス
地方移住して、新鮮な野菜が沢山いただけるので、とても食の質が上がりました。
旬の時期に、旬のものがいただけるので、食べ物は非常に美味しく、自然と季節感も身についてくるのも良いところです。
移住前に、田舎では「新鮮な野菜がいただける」という話はよくきいていましたが、本当にもらえました。
地方移住してからもらった食べ物を一覧にしてみると、意外に沢山種類がありました。
- 玉ねぎ
- レタス
- 白菜
- 大根
- 卵
- ラディッシュ
- 菜の花
- お米
- レモン
- 鹿肉
- しいたけ
知り合い経由で知り合った農家さんとつながり、玉ねぎやお米、レタスの収穫のお手伝いすると、帰る頃にはお礼に沢山のお野菜がいただけます。
今は都市部にいたとしても、新鮮な野菜がスーパーで簡単に手に入るので、そこまで苦労はしないでしょう。
しかし、畑で朝とれた野菜を、その日の夕方に食卓に並べるほどの新鮮さは、都市部では難しいのではないでしょうか。
自分で収穫するという”体験”や、おすそ分けがいただける”旬”という季節感も、わたしにとってはとても心地よいものでした。
「脱東京」の過程で成長できた
わたしの場合は、「脱東京」の過程で移住や退職、独立など、それまでのライフスタイルや働き方が大きく変わりました。
働き方や働く場所が変わったことで、それまで体験したことのなかったことが増え、たったの1年で様々な経験値が増えました。
それまで東京でデスクワークしかしてこなかったわたしでしたが、「草刈り機」が使えるようになったり、古民家のDIYを通して様々な「工具」が使えるようになったりしました。
移住した1年で、重機の免許も2つ取得し、過疎集落の地図インフラを構築するために、360°カメラの操作や画像編集(Photoshop)、ストリートビューの設定スキルも取得することができました。
- 車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)技能講習修了
- フォークリフト運転技能講習修了
- Google認定フォトグラファー
地方移住をする時に”地域おこし協力隊制度”を活用したことで、幅広い経験ができたことも大きいです。
現在は、地域の仕事をしながら、メディア事業やライター・法人向け資料製作など、移住後の暮らしを維持していくために個人事業を育てています。
このように、地方移住を1つのきっかけとして、個人として大きく成長することができました。
【まとめ】1年経って感じた「地方移住」してよかった3つのこと
✓”忙しい”が嫌じゃなくなった
✓美味しいおすそ分けがもらえる
✓「脱東京」の過程で成長できた
いかがでしょうか。
地方移住に興味がある方の参考になれば幸いです。
本記事のライターは、Nativ.mediaの地域ブロガーとしてチャンネルを開設している移住者ブロガーのこばだんな ( @iju_kobayashike ) です。
地方移住や地域おこし協力隊、移住後の働き方について発信するメディア「移住後の働き方戦略室」を運営しています。
移住後の働き方戦略室では、テキストメディアの他に音声メディア(stand.fm)でも情報を発信をしています。
読者・リスナーの方が無理なくインプットできる”ながら聴き”向けに、毎日1話あなたの耳に役立つ情報をお届けしています。
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