県内、保健所業務逼迫 濃厚接触者の特定に遅れ

業務逼迫を受け、新型コロナウイルス対応の職員を今月から増員した宮崎市保健所

 新型コロナウイルス「第6波」で県内の保健所業務が逼迫(ひっぱく)し、濃厚接触者を特定する疫学調査に遅れが生じている。感染状況が深刻な宮崎市では、陽性者が確認された小中学校で“調査待ち”による臨時休校、自宅待機が長引くなどの影響も。一方、保健所が教育委員会や学校と連携して濃厚接触者を割り出すなど、新たな動きも出始めている。

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