第6回ながさき・愛の映画祭 性的少数者描いた作品など上映 11~13日にオンライン開催

映画祭のPRをする実行委のメンバーら=長崎市役所

 「第6回ながさき・愛の映画祭」(実行委など主催)が11~13日にビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」などで開かれる。多様性を尊重する社会を目指し、性的少数者(LGBTQ)を描いた映画などを上映。感想を語り合う会などのイベントもある。
 上映作品は▽トランスジェンダーにまつわる米国の家族を描いたドキュメンタリー「最も危険な年」▽2人の小学生と彼らが慕う図書館司書の女性が不器用に生きる姿を描いた「君がいる、いた、そんな時。」-の2作品。12日には、「君がいる-」の迫田公介監督のトークイベントも開催。動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信する。
 このほか人を本に見立てて、参加者が人生などを聞くワークショップ「ヒューマンライブラリー」も開く。
 実行委の儀間由里香代表(33)は「コロナ禍で自粛ムードが広がり、苦しい思いをしている人もいる。(映画祭で)誰かと出会う機会にしてほしい」と参加を呼び掛けている。
 映画観賞料は1回1500円、その他は無料。全て事前申込制で、イベントサイト「Peatix」から購入と申し込みができる。問い合わせは同実行委(電080.5264.1895)。


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