６日にアフリカネーションカップ決勝が開催。２大会連続で決勝進出となったセネガル、２大会ぶりにファイナルにコマを進めたエジプトによる好カードに加え、リバプールで同僚のサディオ・マネとモハメド・サラーの対決も実現した。
【アフリカ杯】マネが1G1Aでチームをけん引 セネガルがブルキナファソに3発白星で2大会連続ファイナル進出
試合は開始早々に決定機が到来する。セネガルで左サイドバックを務めるサリウ・シスがペナルティエリア内に進入すると、DFに倒されて７分にPKを獲得。キッカーを担当したマネがゴール真ん中に思い切りよく蹴り込むものの、エジプトのGKモハメド・アブ・ガバルがビッグセーブを披露し、いきなりの先取点とはならない。対するエジプトもサラーを中心に攻撃を展開するが、ゴールまでには至らず90分が終了。延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。
両者１人目が成功すると、後攻エジプト２人目のモハメド・アブデルモネイムが失敗。しかし、先攻セネガル３人目ブナ・サールが失敗してしまい互角の戦いが続く。するとエジプトの４人目モハナド・ラシーンのシュートがGKに阻まれ、決めれば勝利の状況でセネガルの５人目マネが確実に沈めゲームセット。PKスコア4-2でエジプトを下し、セネガルがアフリカネーションカップ初優勝を成し遂げた。
