ディズニー新作『ミラベルと魔法だらけの家』廃案シーン明かされる

ディズニーの新作ミュージカルアニメ『ミラベルと魔法だらけの家』の共同脚本家であるジャレッド・ブッシュが、同映画内に廃案があったことを明かした。ステファニー・ベアトリスやジョン・レグイザモらが声の出演している同作品で共同監督も務めたブッシュは、カピバラのチスピが魔法の家「カシータ」の壁に向かっておしっこをしようとしたら頭から水をかけられるというシーンが用意されていたと話す。

ブッシュは、同シーンの動画をツイッターに投稿、こう綴っている。「映画の終わりに、アフタークレジットのジョークを検討していたけど、最終的には、家族が戻ってきた感動と喜びをそのままにすることにしたんだ。でも、ダレン・バターズがアニメにしてくれたよ!」

一方、同映画の劇中歌『秘密のブルーノ』がビルボードの全米シングルチャートで1位を記録、ディズニーのアニメ映画の楽曲の中で、1992年の『アラジン』の劇中歌『ホール・ニュー・ワールド』以来の快挙となったニュースについて、ブッシュは、「この見出しには圧倒されてるよ!忘れられないようなパフォーマンスで、素晴らしいキャストの皆さん、本当におめでとうございます」とコメントした。

また、8つのミュージカル楽曲を提供した作曲家リン=マヌエル・ミランダは、南米コロンビアを舞台に魔法の力を持つ家に暮らす家族を描いた同映画での目標について、「ラテン系の大家族をスクリーンに登場させ、自分の住んでいる地域の門戸を広げる手助けをしたかった」「学術的な論文というものではなく、自分の心の中のインナーチャイルドとの約束を守ることで」と語った。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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