福岡市地下鉄 空港線 箱崎線の新型車両は川崎車両が受注、1000N系を2024年から置き換え

福岡市交通局は、空港線 姪浜~福岡空港13.1km、箱崎線 中洲川端~貝塚4.7kmと、直通先のJR九州 筑肥線 姪浜~筑前前原を走る1000N系(画像右)18本108両を、2024年4月から新型車両で置き換える。

この福岡市地下鉄 新型車両18本108両をつくるのは、川崎車両(川崎重工業 兵庫工場)。

同社は受注総額 約100億円で、2024年度から2027年度にかけてこの新型車両18本108両を製造し、順次納入していく。

福岡市交通局は、軌間1067mm(狭軌)の空港線・箱崎線、軌間1435mm・鉄輪式リニアモータ軌道の七隈線を運営。

空港線・箱崎線には、1980~1986年につくられた1000N系と、1992~1998年の2000系(2000N系 画像↓↓↓)がいる。

1000N系の前身1000系は、近畿車輛、川崎重工業、日本車輌製造、東急車輛製造、日立製作所が製造した。

1000N系は、1997年度から2004年度にかけて大規模なリニューアル工事を実施した形式。

電機子チョッパ制御からVVVFインバータ制御に変更し、セミステンレス車体の腐食修繕や客室内の更新などを実施した。

◆福岡市地下鉄 空港線 箱崎線 1000N系 18本を2024年春から新型車両へ置き換え
https://tetsudo-ch.com/11507601.html

◆福岡市地下鉄「2000N系」1月7日運行開始! 2000系リニューアルで安全性や快適性が向上
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