過酷な縫製工場での労働 女性たちが立ち上がる 「メイド・イン・バングラデシュ」公開決定

4月16日から劇場公開される、ルバイヤット・ホセイン監督のバングラデシュ映画「メイド・イン・バングラデシュ」の、予告編が公開された。

公開された予告編では、主人公のシムが1カ月に1,650枚のTシャツを作りながら、月の賃金はTシャツ2,3枚分にしかならない過酷な状況のほか、法律を学んだシムが労働組合を作ろうとするものの受け入れられない様子、それでも諦めないシムの姿などが収められている。

「メイド・イン・バングラデシュ」は、大手アパレルブランドの工場が集まるバングラデシュのダッカを舞台に、過酷な現場で働きながら家族を養う女性たちが、環境を改善すべく立ち上がる姿を描くヒューマンドラマ。監督を務めるのは、バングラデシュ独立戦争下で敵兵と恋に落ちた女性を描いた「Meherjaan」やタゴールの詩を背景に葛藤する女性を描いた「Under Construction」などの、バングラデシュの気鋭ルバイヤット・ホセイン。ホセイン監督にとって、本作が日本初公開作となる。3年以上に渡るリサーチを実施し、ダリヤ・アクター・ドリの実話を元に完成させた。

【作品情報】
メイド・イン・バングラデシュ
2022年4月16日(土)~岩波ホールほか全国順次公開
配給:パンドラ
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