一部区間の存続が危ぶまれている芸備線の検討会で、日常利用の強化が最重要課題に挙げられました。
JR西日本・長谷川社長が不採算路線の見直し基準を明言してから初の検討会。
去年の秋以降のイベントやカープラッピング電車などの利用促進策について、一定の成果はあったと報告されました。
また、JR側からは一列車あたりの乗客が前年のおよそ5倍になったケースなどが紹介された一方、日常利用の促進につながる成果は得られなかったということです。
JR西日本広島支社 宮本晃副支社長「かなり(日常の)ご利用は厳しい状況である。スピード感を持ってやっていきたいと思っているところです」
広島県地域政策局 岡田芳和局長「鉄道は一度廃線にしますと復活することはない。そういったことはすべきではないと思っています」